広辞苑 第7版(机上版) 岩波書店
「広辞苑 第七版」の目に優しい大型版。
ページを拡大し、文字を大きく読みやすくした。
普通版よりも重量が増すことを考慮して、本冊は「あ-そ」「た-ん」の二分冊とする。
版面は普通版に比べて約1.16倍。
解説文の文字は普通版約6ポイントに対して、机上版は約7ポイント。
漢字小字典などを収めた便利な別冊付録つき。
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著者など:新村 出(編集)
出版社:岩波書店
B5・上製・函入・3640頁
■第七版の特長
1)各界第一線の専門家が執筆
第六版に収録されている項目を分野ごとに抽出し,各界の専門家が全面的に校閲.文学・歴史から物理学・医学,美術・音楽に武芸・茶道,スポーツ・サブカルチャーまで,学問の研究の進展や最新の動向を反映し,また,より正確で簡潔な解説に改めました.一方,現代生活や各分野の理解に必須の言葉を新たに選定,執筆していただいています.
2)言葉の変化,意味の違いをみつめる
世の中の激しい動きにともない,言葉の意味も変化していきます.新しく生じた意味は,その定着度を吟味しながら過不足なく加えました.また,言葉を発信する機会が増え,それぞれの言葉の意味を的確に把握し表現したいというニーズも増しています.動詞・形容詞を中心に類義語の意味の違いが分かる語釈を追求しました.
3)日本語の基礎を見直す
言葉の根本の意味をきちんととらえた上で,歴史的な意味変化に沿って語釈を与えるのが『広辞苑』の流儀.その基本に立ち返り,「万葉集」「源氏物語」など古典から引用した用例を総点検しました.その他の古語項目もさらに充実させました.
4)新たに1万項目を追加(総項目数25万[付録含む])
第六版刊行後に収集した言葉に加えて,旧版までは採用しなかった言葉もあらためて検討し,日本語として定着した語,または定着すると考えられる言葉を厳選.新加項目は約1万に達しました.ネットで何でも検索できる時代だからこそ,言葉の使用場面を越えた中心的な意味を一読して把握できるように,余分な言葉をそぎ落とし洗練した語釈を付しました.
5)用紙・造本の質をさらに向上
第七版の本冊は第六版よりも140ページ増加,しかし厚さは変わりません.製本機械の限界である8cmに収まるように,さらに薄い紙を開発した結果です.しかも,手に吸い付くような,めくりやすい「ぬめり感」は保持したまま.これを高度な印刷・製本技術で1冊にまとめています.大型の「机上版」は,多くの方からご好評をいただいている2分冊です.