琉球黒蜜）２７０ｇ ｘ　３本　多良間島産

数ある黒蜜の中でも黒糖本来の濃厚な旨みを引き出したのが琉球黒蜜です。ハトムギ全粒粉、びわ種粉末、新腹美人、玄米全粒粉や小麦胚芽を手軽に美味しくするには粉末黒砂糖ですが、黒蜜はもっと手軽に食卓で好みに合わせ加え今までよりも一層味わい深い粉食が楽しめます。又ドリンクやデザート等にかけてもグッドです。琉球黒蜜は年月をかけたこだわりの製法で一般の黒糖や黒蜜よりも多くのミネラルが含まれ「これぞ黒蜜という味わい」で食べる楽しみが増してきます。

■美味しい黒糖蜜作りに7年の歳月
通常の黒蜜（シロップ又黒糖蜜）は水飴やハチミツ、その他の添加物を加え結晶化を防ぎますが、サトウキビの原料が１００％ではないので黒砂糖本来の濃厚な味わい深さのある黒蜜ではなくなってしまいます。濃厚な黒蜜を食べたいとの顧客の強い要望があり、開発から販売に４年、更に結晶化を少なくするのに３年で合計７年かかってできたのが琉球黒蜜です。

黒蜜の開発条件として原材料は沖縄産のサトウキビから取れた製糖前の粗糖（原料糖）・糖蜜・黒糖の３つの原材料だけでした。特に糖蜜がポイントで、サトウキビを搾って煮詰め遠心分離機でミネラル分を取り除きこの取り除かれたミネラル分が糖蜜です。それまでこの糖蜜は肥料や家畜などの飼料に使われるのみで食品には利用されませんでした。この糖蜜を黒蜜の原材料として使えば最もミネラル分が多く且つ味わい深い黒蜜ができると期待されておりました。

３つの原材料の配合と煮沸温度、煮沸時間の外的条件をいく通りも条件を代え試作を続けましたがしばらくすると結晶化が進み失敗の連続でした。膨大なデーターを集め原料の配合率、炊き上げ温度、煮沸時間等の外的要因を細かく分析し、３つの外的条件が揃った一点のポイントを見つけ出し結晶しにくいシロップが出来ました。

それでもある条件では一部結晶が発生し完璧なシロップ化を目指して研究は続きました。砂糖に関する膨大な本や資料を集めシロップ化の理論に基づき工場で試作を繰り返す日が続きました。試作後４年目に発売を開始し、発売から３年以上経過しある資料から重要なヒントを得て試作したところ結晶しないシロップが完成した次第です。

■琉球黒蜜の良さとは
サトウキビの成分だけで作った黒蜜は、水飴等の他のものを使ったものに比べ、サトウキビ丸ごとの本来の黒砂糖・黒蜜という味わいがあります。食卓で加えちょっと混ぜるだけで粉食等がワンランク味がアップする食感は素晴らしいです。トースト・ホットケーキ・餅・団子等にかけると美味しくきな粉との相性も良いです。