亜麻仁油の良さは、料理に直接かけると、「食卓で語り
合えるような美味しい料理」になる場合が多いことです。
亜麻仁油の良さを健康本・雑誌で読んだりお医者さんに
勧められ購入する方が多いのですが、亜麻仁油をそのまま
飲んでも長続きしない傾向があります。
しかし、亜麻仁油の「食卓で料理に直接かける美味しさ」を知ると、
料理上手に食生活を豊かにできます。
■亜麻仁油は高価な油という大きな誤解亜麻仁油を食卓で料理にかけていると、スーパーの美味し
そうな魚を見ても、魚が足りているような感覚をしばしば
感じることがあるともいわれます。
つまり、亜麻仁油を摂っていれば自然と魚代が浮き経済性が
良いのです。同じく体に良いと言われるエゴマ油・シソ油・
オリーブ油に比べ、亜麻仁油は値段が少し高めですが、
「食費全体が節約できる油」でもあります。
■亜麻仁油は偏りがちな現代食生活を強力にサポートカナダで契約栽培された亜麻仁油はクセがなく、アマニ油を
食卓で手軽に使えば、偏りがちな食生活の改善が図れます。
特に、外食が多い方・一人暮らしの方・料理の時間がない方・
魚料理が苦手な方等の食生活を強力にサポートしてくれます。
■クセの無い旨さを感じる亜麻仁油とは亜麻仁油にもクセのあるものと、料理にかけるとクセなく
旨みを増すものがあります。クセのあるものでも慣れると
良さが分かって来るものもあります。
<しかし、家族全員が旨さをすぐ分かるクセのない亜麻仁油の場合、
亜麻仁油を自然に美味しさを楽しみながら食生活に取り入れる
ことができます。
■トロのような旨さにする亜麻仁油アマニ油の主成分はαリノレン酸で、体内に入ると魚と同じ
DHAやEPAになる油であり、亜麻仁油が陸の魚と言われる
由縁なります。刺身や生のしらす干しに亜麻仁油をかけると、
トロのような味わいになります。
脇役の冷奴や惣菜等のおかずが、亜麻仁油をかけるだけで
主役になる程美味しくなる傾向があります。しょうゆや鰹節を
使う料理や、天ぷら・フライ等の油ものなら、どれでも料理が
おいしくなります。
アマニ油は、鰹節・醤油との相性がとてもよく、弁当のおかずや
おにぎりの具にすると、驚くほど美味しくなります。
アマニ油は玄米黒酢ともよくあいます。
・亜麻仁油・玄米黒酢・醤油で簡単自家製ポン酢ができます
・できた揚物の上にアマニ油をかけ玄米黒酢につけて
食べると逸品の味です
アマニ油の注意点:
アマニ油は加熱料理には不向きの油で、食卓で直接料理に
かけて本領を発揮します。使用後は冷蔵庫に保存し2ヶ月以内に
使い切って下さい。一人で使っても1ヶ月ぐらいで使ってしまいます。
加熱料理には使わないで下さい。
■現代食生活の問題点と亜麻仁油への期待現在の食生活は加工食品・外食・コンビニ食等が多く、
それらにはオメガ6系脂肪酸であるリノール酸が
多く含まれています。
近年リノール酸は摂り過ぎると様々な問題が指摘されるようになりました。
オメガ6系脂肪酸であるリノール酸過多の害を避けるには、
リノール酸の摂取をできるだけ控え、不足しがちなオメガ3系油
(αリノレン酸、DHA、EPA)を積極的に摂る必要があります。
αリノレン酸は体内でDHAやEPAにかわります。
現代の食生活ではオメガ3系脂肪酸(αリノレン酸、DHA、EPA)
は絶対的に不足する傾向があり、オメガ6系脂肪酸(リノール酸)
とのバランスをよりよい状態にしていくことが大切です。
理想のバランス・・・オメガ3:オメガ6≒1: 2
現代の食生活・・・・オメガ3:オメガ6≒1:10
最近の各国の食事摂取基準でもアマニ油等のαリノレン酸・EPA・
DHAを含むオメガ3系脂肪酸の積極摂取を具体的数値も示し
明示されてきています。
アマニ油を毎日摂れば、刺身や魚を買う頻度が減っても魚が
足りた感じで、美味しさや健康だけでなく、食費全体に対する
アマニ油が持つ経済性の良さも分かります。