特選加藤鉱山中山天井戸前本戸前敷戸前砥石 仕上砥石 天然砥石 本物保証【ほぼ未使用品】TS020

・サイズ 約23.8 x 9.0 x 4.9cm
・重量 2,330g

京都は天然砥石コレクターの方からの委託出品になります。特選砥石の名にし負う、非常にシブイ養生がされています。一見すると天然の拭きウルシに見えましたが、カシューの重ね塗りのようです。下塗り、本塗り、古和紙張塗り付けが最終仕上げ塗りのようで三層塗に古和紙が張られていますので、最上級の養生になっています。見ていても飽きない美しい仕上がりです。さて、この砥石ですが、中山の天井戸前、本戸前、敷戸前(浅黄)の三層がミックスされた砥石です。この三層ミックスというのは特に珍しいものでもありません。「天然砥石に全く同じものは存在しない」と言われますが、それら三層のバランスが違えば全く違う砥石になります。それが、アタリ・ハズレと言われる要因になっているのだと思います。元に戻ります。表の砥面ですが、本戸前が6割に天井戸前と敷戸前がそれぞれ2割ずつ混じった様な感じの砥石です。裏面はと言いますと、天井戸前八割に本戸前2割ほどの砥石です。使うにつれて柔らかくなって行くことが予想できます。
We can ship to overseas. Please contact us. Any inquiry would be appreciated.
mail to inquiry about the whetstones

・サイズ 約31.0 x 20.5 x 5.6cm
・重量 8,230g

先ず真っ先に申し上げたいのがサイズと重量に注意頂きたいことです。
兎に角デカイです。虎砥ですので研磨力もあり、使い易い砥石です。
なぜここまでデカイかと言いますと、包丁類は別として、特に鉋の場合仕上げ砥石では完全に
中砥石の傷を取り去ることが重要になってきます。沼田でなくとも中砥石は他にも二十種類以上
ありますが、沼田は研磨力がありながら傷が浅く、その付いた傷も取りやすいという特性があります。
今でも削ろう会では尺鉋の大会もあると思いますが、尺鉋に対応する良質の中砥石が
見当たらない為、原石を尺鉋用に仕上げました。
尺鉋に情熱を傾けている方に是非お勧めしたい砥石です。この後、荒仕上げ、中仕上げ、
最終仕上げの砥石をお使い頂き、一桁ミクロンの世界を実現してください。
価格もやさしめの設定にしております。宜しくお願いいたします。


【乾いた状態】


【濡らした状態】


【乾いた状態】


【濡らした状態】


価格交渉で最も大事なのは「砥石の価値を正しく理解して交渉する」事です。
心から天然砥石の好きな方、天然砥石の価値が分かって頂いている方だけお問い合わせ頂けますよう
お願い申し上げます。
入札せずに、まずお問い合わせください。

いたずら目的で価格交渉をされる方、或いは価格交渉が成立してもお支払頂けない方の交渉は固く
お断り申し上げます。

さらに、この特選コーナーは事前予告なく閉じることがあります。
貴重な砥石を長年並べると、あまり好きな表現ではありませんが、
「目くそが付く」、つまり新鮮味が失われ
それによって希少価値も失われると昔から言われているからです。
波長が合う砥石がありましたら早めにご連絡をいただけますようお願いいたします。
さらに、気に入った砥石がありましたら画像を保存しておいてください。
このコーナーが閉鎖になった時、後で交渉出来るようにする為です。
どうか宜しくお願い申し上げます。


【特選品コーナーはこちら】

他にも多数ございます。お店はこちら

【天然砥石の使い方】もご一読ください。こちら