オルニチンチャージ 60粒｜アスリートサポートアミノ酸｜霧島黒酢

●プロテインやペプチドではなくアミノ酸で補給する理由

近年はトレーニング中のタンパク質（プロテイン、ペプチド状製品）の大量摂取による腎臓への負担が問題視されています。
また、体内でタンパクからアミノ酸へ分解する際に発生するアンモニアは、過剰な産生では腎臓・肝臓への負担が大きくなってしまいます。
タンパク質が体内で活用されるには、どうしてもアミノ酸まで分解する必要があります。
タンパク質の過剰摂取を気にしすぎてタンパク制限をすると、体内で必要なアミノ酸は筋肉を分解して補おうとします。
通常の生活よりも筋力を必要とするアスリートにこそ、プロテインではなくアミノ酸での栄養補給が必要なのです。

健康な体ではアミノ酸は血液中に溶け込んで体内を循環し、必要なときにすぐに使える状態になっています。この状態のアミノ酸を遊離アミノ酸といいます。
他にも細胞に遊離アミノ酸でストックされているアミノ酸や、筋肉などの細胞に含まれるアミノ酸をあわせて、すぐにアミノ酸がすぐに使える状態でストックされています。それをアミノ酸プールと呼んでいます。
アミノ酸は体内で様々なタンパク質やホルモン、免疫細胞などの原料として使われます。アミノ酸がなければ、私達は生きていくことが出来ないのです。
しかし、どんなにアミノ酸をプールしておいても使う量が勝っているとアミノ酸不足になります。アミノ酸は細胞を作るために欠かせませんから、アミノ酸が不足したりバランスが悪くなると、正常な細胞を作る事が出来なくなってしまいます。
だからこそ、日々の食生活でアミノ酸の素となるタンパク質を補給しなければならないのです。
通常は食品として摂ったタンパク質は、胃や小腸でタンパク質→ペプチド→アミノ酸に消化された後に、血液中に吸収されます。

ところが腎臓疾患でタンパク制限をされている人なら、タンパク質やペプチドに分解するときに発生する尿素窒素が腎臓に負担を掛けるとして制限されます。
この状態が長引けば、慢性的なアミノ酸不足になってしまい、腎臓細胞が正常に作れないなどの慢性的な疾患になってしまいます。
そんな時、遊離アミノ酸として補給出来る食品なら胃や小腸での分解をする必要が無く、即座にアミノ酸の状態で吸収され活用されます。
この吸収速度の速さが、遊離アミノ酸補給をお勧めする理由なのです。
またタンパク質やペプチドではアレルギー物質としての抗原になりえますが、アミノ酸まで分解すると抗原反応が起こらないことも遊離アミノ酸の良い点です。

アミノ酸は20種類がバランス良く摂取出来てこそ、本来の働きが出来るのです。アミノ酸は私達の身体を作る最も小さな部品です。 例えば機械を作ろうとすると、同じネジばかりあっても機械を作る事は出来ません。ネジやバネやその他の部品が揃ってこそ、機械を作る事が出来ます。
同様に私達の身体は20種類のアミノ酸がバランス良く揃ってこそ、健康で正常な細胞を作る事が出来るのです。 20種類のアミノ酸のなかでも、8種類（幼児期は9種類）のアミノ酸は食物として体外から摂取しないといけないアミノ酸（必須アミノ酸）で、その他のアミノ酸は必須アミノ酸等を原料に、体内で合成する事が出来ます（非必須アミノ酸）。 ですが、体調が悪いときや高齢者になると、非必須アミノ酸を体内で充分に作る事が出来ない事があります。
ですから、20種類のアミノ酸をバランス良く摂取しないとダメなのです。日本人の場合、健康を維持するためには、体重1kgあたり1日約1gのタンパク質が必要とされています。
ストレスのかかる人や体調を崩している人はこれ以上のタンパク質が必要で、スポーツ選手は通常の4倍ものタンパク質が必要とされています。
タンパク質といっても年齢別に必要とされるタンパク質が異なります。これは身体が必要とするタンパク質やホルモンが、成長期や安定期で異なるからです。
表は世界保健機関が用いている、タンパク質1gあたりの必須アミノ酸必要量です。運動選手ではこの4倍のアミノ酸を摂取する必要がありますが、健康状態では最低これだけのアミノ酸を毎日補給しなければ、健康を維持出来ないとされています。

霧島黒酢のアミノ酸サプリメントは、全て穀類や菊芋を麹菌で分解したアミノ酸を使っています。
合成アミノ酸、動物の肉や家畜の排泄物を加水分解したアミノ酸、遺伝子操作をした細菌から特定のアミノ酸を作り出す発酵法でつくったアミノ酸などは一切使っていません。
アミノ酸の名前だけ数字だけを合わせて作るのは簡単ですが、霧島黒酢は植物だけのアミノ酸原料、薬品の心配のない安全性の高い製法を駆使して、安心してお使いいただける製品のみを自社工場で生産しています。