『An American in Paris(パリのアメリカ人)』ガーシュウィン兄弟の名曲で彩られた1951年公開のミュージカル映画をもとに、2014年にパリでミュージカル化された『An American in Paris(パリのアメリカ人)』。
2015年にブロードウェイでも上演され、トニー賞4部門を受賞した最上級のエンターテインメント作品に、朝美絢を中心とした雪組が挑みます。
芸術の都パリを舞台に、愛と友情の間で揺れ動く若者達の姿を、スタイリッシュなダンスと心躍る音楽で鮮やかに描き上げる極上のミュージカル。
1945年、第二次世界大戦が終結した直後のパリ。
この地に駐在していたアメリカの軍人ジェリーは、戦後の混乱が続く街の中で、困っている人に手を差し伸べる心しい女性に一目惚れする。
彼女に再び出会うため、そして憧れていた画家になることを夢見て、パリに留まる決意をする。
ジェリーは偶然訪れたカフェで、ショーマンを志しながらも厳格な両親に夢を打ち明けられずにいるアンリと、アメリカの元軍人で先の戦争で足に傷を負いながらも作曲家を志すアダムと出会う。
芸術家を目指す三人は意気投合し、固い友情で結ばれていく。
スケッチのためにアダムが稽古ピアノをしているシャトレ座バレエ団を訪れたジェリーは、あの日恋に落ちた女性―リズと再会する。
バレエ団のオーディションを受けに来たダンサー志望のリズのダンスは、その場にいる全ての人の心を惹きつけた。
この出会いが運命だと確信したジェリーは、彼女の後を追いかける。
初めはジェリーを煩わしく思っていたリズだったが、自由な世界へ連れ出そうとしてくれる彼に次第に心を許していく。
ジェリーはリズを想えば想うほど、胸のときめきを抑えられずにいた。
それは友人であるアンリとアダムも同じようで、お互いに素晴らしい恋をしていることを祝福し合うのだった。
三人とも愛する人が同じ女性だとは知らずに・・・。
戦後、少しずつ華やかさを取り戻すパリの街で、新たに生まれたジェリーの恋と友情の行方は―。

【収録内容】
◆公演映像
◆特典映像(稽古風景)
【おことわり】
※映像及び音楽の割愛、差し替えはございません。

An American in Paris(パリのアメリカ人) |
潤色・日本語脚本 | : | 石田昌也 |
演出・上演台本 | : | 指田珠子 |
収録日 | : | 2025年8月30日 |
収録場所 | : | 御園座 |
発売日 | : | 2025年11月11日 |
収録時間 | : | 約163分(予定) |