寒い季節に搾られたお酒を約半年間、蔵の中で貯蔵熟成させ、秋になってから火入れせずに詰めるお酒、それがひやおろしです。鯨波のひやおろしは特に、角が取れてまろやかな仕上がりになっています。常温からぬる燗でお楽しみください。
| ▼商品名 | : | くじらなみ じゅんまいぎんじょう ひやおろし |
| ▼産 地 | : | 岐阜県 |
| ▼醸造元 | : | 恵那醸造(株) |
| ▼規格 | : | 純米吟醸酒 |
| ▼使用米 | : | ひだほまれ |
| ▼精米歩合 | : | 50% |
| ▼アルコール度数 | : | 16.9度 |
| ▼日本酒度 | : | +3 |
| ▼酸 度 | : | |
| ▼アミノ酸度 | : | |
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岐阜県中津川市の山奥、標高600mの高地に位置する「恵那醸造」。
この小さな酒蔵で、杜氏兼蔵元の長瀬裕彦さんが、手造りにこだわって丁寧に醸す、素朴な風味のお酒です。
原料米である「ひだほまれ」の、あの独特なミルキーな香りは、生酒や火入れ酒などよりも、このひやおろしの方が、その特長がよく出ているように思います、個人的には。
柔らかく、上品な香りがとても印象的です。
舌触りもとてもスムースで、程よい熟成感と相まって、飲み飽きしない1本です
<ひやおろしって、何?>
厳冬期から春先にかけて造られたお酒は、1回の火入れの後に約半年間、蔵の中で貯蔵・熟成されます。
夏を越し秋になり、外気温が蔵内の温度と同じくらいになった頃、そのお酒を火入れせずにそのまま瓶詰めしたもの、これがいわゆる「ひやおろし」と呼ばれるものです。
普通日本酒は、貯蔵・熟成の前後に1回ずつ火入れを行うところ、2回目の火入れを行わずに「冷や」のまま「卸す」ところから、
「冷卸=ひやおろし」という名前が付いた、と言われています。
今のように冷蔵のまま物を運ぶことの出来なかった昔は、当然ながら「しぼりたて生酒」のようなものが市場に出回ることはありませんでした。
そのためこの「ひやおろし」が、人々が口にできる最初のお酒ということで、ずいぶん心待ちにされていたようです。
今の時代にワインの「ヌーヴォー」が持て囃されるのに近い感覚かもしれませんね。
今はしぼりたてのお酒がいつでも飲めるので、そういう意味ではひやおろしというのは、存在価値が薄れているかもしれません。
しかしお酒というものは、あまり細かいことにこだわって飲むものでもないでしょう。
しぼりたての新酒の時にはまだ荒々しかったお酒も、半年間の貯蔵・熟成を経て、角が取れてまろやかさが出てきます。
このまろやかな風味と旨味は、この時期いろいろ出てくる秋の食材に、ピッタリとマッチングするんです。
ひやおろしを
「食とお酒を一緒に楽しむためのエントランス(入り口)商品」と位置づけている蔵元も少なくありません。
ここはひとつそういった観点で、難しいことは抜きにして、気軽に楽しみたいものですね。