バーベキューやキャンプに欠かせない『火』。お肉やお野菜を焼いたり、たき火を囲んで楽しい時間を過ごしたりと欠かせません。その火を起こすのにマキや炭を利用する方が多いと思いますが、もみガラでできた燃料があるのをご存知ですか? 『もみガラだとすぐに燃え尽きるんじゃないの?』 『火が弱いんじゃない?』 『取り扱いが大変そう…』 と思われる方が多いと思います。もみガラを100%使用した燃料の「もみのひ」は原料のもみガラを細かく砕き、圧縮して棒状に成形していますので、マキや炭と同じように取り扱うことができます。そしてマキと同じくらいの火力をもちつつ、マキよりも長い燃焼時間を持っている優れものです。
![]() | お米を主食とする日本では、毎年大量のもみガラが発生しています。もみガラは水田や畑の土壌改良材や、肥料などに使用されていますが、悲しいことに大半がゴミとして廃棄されています。 そのもみガラを細かく砕き、熱をかけながら圧縮して燃料に加工したものが「もみのひ」です。 「もみのひ」は一般的には『モミガライト』の名称で知られています。私たちはモミガライトの炎の明るさとその優しい暖かさから、そして今までは廃棄されていたもみガラを有効活用するために灯された「火」でもあることから、「もみのひ」と名付けました。 |
〜安定した火力と燃焼時間〜 「もみのひ」は燃え始めには、勢いよく炎がたちそのあとはおき火になります。じっくりと燃え続けるおき火は長時間安定した火力を保つことができるので、お料理やバーベキューにぴったりです。レジャー以外ではマキストーブやお風呂の湯沸かし用にも活用していただけます。 そして、「もみのひ」の燃焼時間は一般的なマキと比較して約3倍の長さがあります。コストパフォーマンスが高いところもおすすめする大きなポイントです。 | ![]() |
![]() | 〜火のつけ方〜 「もみのひ」はもみガラを細かく砕いて圧縮して作っているため、マキと比べると火が着きにくい傾向があります。火をつける際は多めの焚きつけを用意してください。 「もみのひ」の側面からは火は着きませんので、輪状になった断面に焚きつけの火が触れるようにしてください。焚きつけの火力が弱いと火が着きにくく、火が着くまで10分ほどかかる場合があります。 「もみのひ」の材料のもみガラには、植物の細胞を強化する働きをもつケイ酸が多く含まれていますので、「もみのひ」の灰は土壌改良材として利用することができます。 |
〜長期間の保存が可能〜 「もみのひ」は比較的湿気に強く、雨や水に濡れない屋内での保管であれば10年ほど保存できます。 長期の保存が可能ですので、レジャー以外にも暖房用の燃料や、災害時やいざという時の備蓄燃料としても活用できます。 また、200℃前後の熱をかけて製造されるので、保管中に菌や虫が発生する心配がありません。 もみガラが原料の自然にやさしいだけでなく、強い火力、長い燃焼時間を持ち合わせたコストパフォーマンスの高い燃料です。 レジャー用の燃料に、暖房用の燃料に、そしてもしもの時のための備蓄燃料として、ぜひお役立てください。