鉄製 軍配団扇(軍配)

軍配団扇は古くから悪鬼を払い、霊威を呼び寄せるという意味合いで、神事などにも用いられてきたもの。
古くは戦国時代、軍配を操り、、出陣の日取りや方角で吉凶を占い、天文を観察して未来を示唆することは一族の盛衰にもかかわる重大事であった。
そのことから、願いの意味もこめ、「天下泰平」と書かれていることが多い。
その形状は、円形、瓢箪(ひょうたん)形、楕円形などの板に柄(え)を付けたもので、羽に相当する板は漆(うるし)塗りの革や木、鉄製で、柄は鉄製の物が多く見られる。江戸時代以降は兵法軍学の隆興とともに流派ごとの形式化が進み、もっぱら儀容を繕うための装具として重みを増していったが、江戸末期の西洋軍学流入によって実用に供されることはなくなった。
重量:約1.6?
大きさ:約37cm×17.5cm
鉄製、牛革紐
軍配団扇は古くから悪鬼を払い、霊威を呼び寄せるという意味合いで、神事などにも用いられてきたもの。
古くは戦国時代、軍配を操り、、出陣の日取りや方角で吉凶を占い、天文を観察して未来を示唆することは一族の盛衰にもかかわる重大事であった。
そのことから、願いの意味もこめ、「天下泰平」と書かれていることが多い。
その形状は、円形、瓢箪(ひょうたん)形、楕円形などの板に柄(え)を付けたもので、羽に相当する板は漆(うるし)塗りの革や木、鉄製で、柄は鉄製の物が多く見られる。江戸時代以降は兵法軍学の隆興とともに流派ごとの形式化が進み、もっぱら儀容を繕うための装具として重みを増していったが、江戸末期の西洋軍学流入によって実用に供されることはなくなった。
重量:約1.6?
大きさ:約37cm×17.5cm
鉄製、牛革紐