ペーパークラフト ファセット 岸和田城 1/300スケール(51)
日本各地のお城を紙で作るペーパークラフトシリーズです。
大坂城の南を守り、羽柴秀吉の天下に抵抗する根来、雑賀の紀州勢と激しい攻防を繰り広げた岸和田城の現在の姿を1/300スケールのペーパークラフトとしてモデル化しました。
商品名:岸和田城 ペーパークラフト 日本名城シリーズ1/300
設計参考資料:設計参考資料:岸和田城改修工事図
対象年齢:中学生以上(器用な方にお勧め!)
作成時間:20〜30時間(かなり個人差があります)
完成サイズ:横26.5×奥21.0×高14.0cm(実物の1/300スケール)
商品仕様:部品図×9枚、組立図×4枚
※製造時期により、内容品構成の枚数が変わる場合があります。
※注意:本品は切り込み加工は施してありません。
※メール便でポストへのお届けです。
【用意するもの】
・ハサミ、カッター、カッターマット、定規、ピンセット
・接着剤(クラフト用のりや木工用ボンド)
・先のとがったもの(折り目を付けるために使用)
・爪楊枝(細かな場所に接着剤をつけるときに使用)
【作成時のご注意】
・すべての部材に切り込み・折れ目の圧縮の加工はされておりません。
ご自分で部材の切りだし、折れ目加工は行ってください。
・接着剤の塗りすぎに注意。
塗りすぎると、水分が紙に浸透することで撚れが生じます。
・接着前にのりしろ部分の折り目はきっちりと折っておくこと。
【岸和田城】
岸和田城は、大阪府岸和田市に位置し、江戸時代には岸和田藩の藩庁となっていました。 現在は望楼型三重の復興天守が建っていますが、江戸時代の正保年間に幕府へ提出された正保城絵図「泉州岸和田城図」によると、かつては五重天守だったことがうかがえます。 しかし、文政10年(1827)に落雷で消失。 その後、再建されることはなく明治4年(1871)廃藩置県により城は廃城となりました。
岸和田城の歴史は古く、南北朝時代から存在していたとも伝わりますが定かではありません。 天正時代には、紀州の根来衆、雑賀衆などが羽柴秀吉に反発し堺や大坂城下を度々襲撃。 岸和田城攻城戦が勃発する。 秀吉は紀州征伐を決め、その前線基地として岸和田城を再構築しています。 その後も城の整備は続き現在の石垣造りの城となりました。
現在、かつての遺構は石垣と堀のみですが、大小天守や門、櫓は昭和29年(1954)に復興再建され、城跡は大阪府指定史跡となっています。