栃木県の水産試験場が昭和60年代に開発し、品種改良が重ねられてきたヤシオマス。中でも『プレミアムヤシオマス』は、厳しい基準をクリアしたヤシオマスだけが認定される、栃木県のブランド魚。飼料に工夫を重ね、オレイン酸を豊富な脂肪を含んでいてヘルシー。脂肪の融点が低いため肉質がやわらかく、上品な口当たりと甘みが絶品で脂もくどくない。この『プレミアムヤシオマス』のほんのり甘みがある上品なおいしさを一番ダイレクトに堪能できるのは刺身!活け締めし、神経抜きをし、すぐに冷凍しているので、締めたてのフレッシュさをそのままお届け。
栃木県北部、八方ヶ原を源とする清流、金精川が流れる矢板市下伊佐野。ここより上流部には人家も農地もないため、水質の良さに地元の人たちは胸を張る。その金精川の水を利用してマスの養殖を行っているのが金精川漁業生産組合で、県の認定生産者としてプレミアムヤシオマスの取り扱いも行っている。敷地内には養殖池のほか釣り堀や食事処もあって、ヤシオマスをはじめ釣り堀で釣った魚を塩焼きや唐揚げなどにして食べることもできる。
ヘルシーで上質な味わいのプレミアムヤシオマスの卵を扱える認定生産者はここを含めて県内で3カ所のみ。孵化から成魚になるまで一貫生産しているので安定した品質を維持している。また、冷たい水を好むマスにとって栃木県は絶好の生育環境にある。養殖池の水は沢水なので水温が低く、夏でも水温が20度を超えないほどだ。冬は冷涼な気候が冷たい水をもたらし、寒暖の差がおいしい身を育んでくれるのだ。ヤシオマスを通じて、栃木県の豊かな自然を感じてほしい。