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A勝英などによると、勝央町では1990年代前半、約10戸が温室桃を栽培していたが、高齢化などにより減少し、石川さん方だけになった。 石川さんは3棟計13アールで「はなよめ」「日川白鳳」「白鳳」「おかやま夢白桃」の4品種計20本を栽培。1月20日からボイラーを使って日中の室温を25度程度に保ち、今月20日に花を付けた。室内には受粉用のミツバチが放たれ、石川さんも22日から毛糸玉が付いたさおで一輪一輪丁寧に人工授粉している。 |
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晴れの国おかやまの 白桃 JA勝英などによると、勝央町では1990年代前半、約10戸が温室桃を栽培していたが、高齢化などにより減少し、石川さん方だけになった。 「安全、安心で、しかも甘くて旨い」桃こだわりの育て方 安全、安心で、しかも甘くて旨い桃を育てるために、土作りから、有機肥料を使い、剪定、花間引き、摘果、袋かけ、収穫、選果、出荷、と1年間、手間をかけて育てます。 桃の白さの秘密は、岡山ならではの袋掛栽培です。まだ青くてピンポン玉くらいの実に一個一個手作業で袋をかけていきます。たいへんな作業ですが、太陽の光を直接浴びない桃は赤く色づかず、透き通るように白くてなめらかな、とろけるような口あたりの桃に育ちます。日光だけでなく、桃を傷つける風や雨、虫などからも桃を守るため、より美しい桃が育つわけです。 「明治の頃より受け継がれてきた」岡山の桃づくり、熱心な先人たちの手により改良、開発が続けられました。 今ではすっかり有名になった岡山の桃づくり。そのはじまりは、明治8年にまでさかのぼります。当時、中国から導入された「上海水蜜」「天津水蜜」をきっかけに、本格的な桃づくりが行われるようになりました。以来、桃づくりに適した温暖な気候と熱心な先人たちの手により改良・開発が続けられ、今までに30品種以上の桃が誕生しています。 中でも最も広く作られるようになったのが「白桃」です。白桃は上海水蜜を改良し、明治34年に誕生した品種で、ほかの生産地では見られない白さときめ細やか口あたりであっという間に岡山の名産になりました。 原材料の産地 岡山県JA勝英 生産者のこだわり 岡山県内で唯一、温室桃を手掛ける勝央町、農業石川里江さん方のビニールハウスで桃の花が満開となった。ピンク色に染まった室内には甘い香りが広がり、一足早い春の訪れを告げている。 石川さんは3棟計13アールで「はなよめ」「日川白鳳」「白鳳」「おかやま夢白桃」の4品種計20本を栽培。1月20日からボイラーを使って日中の室温を25度程度に保ち、今月20日に花を付けた。室内には受粉用のミツバチが放たれ、石川さんも22日から毛糸玉が付いたさおで一輪一輪丁寧に人工授粉している。 |