SEQUENTIAL/Take 5 Module
コンパクトでパワフルな VCO/VCF ベースの5ボイス・アナログ・ポリフォニック・シンセサイザー
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【製品概要】
コンパクトでパワフルな VCO/VCF ベースの5ボイス・アナログ・ポリフォニック・シンセサイザー
高い評価を受けている TAKE 5 キーボード・バージョンの豊かなサウンドと直感的な操作性をそのままに、サイズを約半分に凝縮したコンパクトなモデルです。お使いのシンセサイザー環境にもスムーズに統合でき、限られたスペースでも柔軟にご活用いただけます。
音源は2基のアナログ VCO と Prophet-5 Rev4 の血統を継ぐ4ポールのレゾナント・アナログ・フィルターを中心としたパワフルなサウンドエンジンを搭載。モジュレーション・マトリクスやデジタル・エフェクトをはじめとした多くの機能を活用して幅広いサウンドを生み出すことができます。シンプルかつ奥深いこの設計は、アナログポリシンセの入門者やシンセサイザー初心者から、プロのキーボーディスト、トラックメイカー、プロデューサーまで幅広いユーザーにアナログ・ポリシンセの無限の可能性をもたらします。
【製品特徴】
■豊かなサウンドと直感的な操作性をコンパクトに凝縮
TAKE 5 Module は、これまで多くの支持を集めてきた TAKE 5 キーボード・バージョンの成功を土台に、このデスクトップ・バージョンでは、Prophet-5 譲りの豊かなアナログ・オシレーターとフィルターをそのまま継承。さらに、現代的なモジュレーション・オプションとスタジオ・クオリティのデジタル・エフェクトを加えることで、温かみと奥行きのある伝説のサウンドを、より手軽に扱えるようになりました。
スタジオからライブステージまで、高い可搬性と効率性が求められる環境でも、伝説の名機直系のサウンドをそのままお楽しみいただけます。
TAKE 5 Module は、各ノブごとに1機能という設計思想をそのまま踏襲。音作りを素早く、直感的に行うことができます。また、明瞭なパネル・レイアウトにより複雑な音作りもスムーズに行うことが可能で、インスピレーションを逃さず形にすることができます。
省スペースな設計で、自宅スタジオやモバイル環境、限られた作業スペースでも最大限のパフォーマンスを発揮します。SEQUENTIAL ならではのサウンドを、より多くの音楽家へ届け、より身近なものにします。
■温かみとパンチのある2アナログ VCO
サウンドの源泉である VCO は2基のアナログ VCO を搭載。VCO 波形は SHAPE ノブを回して”サイン波〜ノコギリ波〜可変幅パルス波”と、連続可変させることができます。2基の VCO はハードシンクと FM (フリーケンシー・モジュレーション)させることもでき、エッジの鋭いシンクサウンドや金属的な質感のを奏でることができます。さらに MIXER セクションでは必要に応じて、オクターブ下のサウンドを足すサブオシレーターと、ホワイト/ピンクノイズを足すことができます。
■Prophet-5 Rev4 の血統を受け継ぐパワフルな4ポール・アナログ・フィルター
TAKE 5 にはアナログポリシンセの王である Prophet-5 Rev4 の血統を受け継ぐ4ポール・アナログ・フィルターが搭載されています。Prophet-5 に代表される伝統的な SEQUENTIALサウンドを受け継ぎ、なめらかで温かくパンチのあるそのサウンドはステージで他の楽器に埋もれることなく、クリアに鳴り響くでしょう。
■ヴィンテージ・サウンドを再現する VINTAGE ノブ
ヴィンテージ・シンセの魔法のようなサウンドの秘密のひとつに「ボイスとボイスとの間のチューニングのズレ」があります。プロの技術者が精密なチューニングをしても生じるこの「ズレ」により、シンセのサウンドにアコースティック楽器のようなランダムな「揺れ」が生まれ、人の耳に心地よく感じるサウンドになって届くのです。TAKE 5 には Prophet-5 Rev4 や他の SEQUENTIAL シンセと同様、このズレを再現する「VINTAGE ノブ」が搭載されています。キッチリと揃った精密なチューニングから、このノブを回すことで次第にヴィンテージ感が増していき、ノブを回すほどに温かく、有機的で、生き生きとしてサウンドへ、そしてノブを回しきる頃には荒々しいサウンドへと変化していきます。
■無限の音作りを可能にするモジュレーション・マトリクス
モジュラーシンセサイザーでパッチケーブルを繋いで音作りをするように、柔軟なアイデアを実現できるのがモジュレーション・マトリクスです。ソースとデスティネーションを繋いで、ユニークなアイデアを実現しましょう。2基の LFO、2基の ADSR + Delay エンベロープ、ホイール、ペダル、キーボードのプレッシャーやベロシティ、その他様々なモジュレーション・ソースを活用できます。
TAKE 5 は19種類のソースと54種類のデスティネーションを最大16系統繋ぐことができるので、無限と言える幅広い音作りが可能です。
■2系統のデジタル・エフェクト
TAKE 5 は1系統のマルチエフェクトと1系統のリバーブ、合計2系統のデジタル・エフェクトを搭載しています。マルチエフェクトはいずれもヴィンテージ・エフェクトやクラシックなスタイルのエフェクトを再現しており、いずれか1種類を使用できます。マルチエフェクトとは別に1系統のリバーブを同時に使用できます。
2系統のデジタルエフェクトとは別にオーバードライブを搭載しています。コントロール・パネル左上のノブを回すことでサウンドに適度な歪みと倍音を加えたり、攻撃的で鋭いサウンドに変化させることができます。
■64ステップ・シーケンサーとアルペジエーター
TAKE 5 はパワフルな64ステップ・シーケンサーとアルペジエーターを搭載しています。
64ステップ・シーケンサーはタイと休符をプログラム可能な、クラシックなスタイルのステップシーケンサーです。1ステップごとに最大5ノート、最大64ステップのフレーズを直感的にプログラムして再生することができます。ライヴパフォーマンスや、思いついたフレーズのメモなどに使用できます。
アルペジエーターはアルペジオ(分散和音)を、キーボードを押さえるだけで演奏できる、ライヴパフォーマンスで大活躍するパワフルな機能です。異なる 5 種類のモード (Up, Down, UP+Down, Random, Assign) から選ぶ事ができ、ノートリピート、リラッチ、BPM、クロック・ディバイドといった細かな設定ができます。
64ステップ・シーケンサー、アルペジエーターともに内部クロックだけでなく外部クロックにも同期することが可能です。
【製品仕様】
■オシレーター
・ボイスごとに2基のアナログ VCO
・オシレーターごとに連続可変ウェーブシェイプ(サイン波、ノコギリ波、可変幅パルス波)
・ハードシンク : オシレーター1からオシレーター2へシンク
・ボイスごとに矩形波サブオクターブ・ジェネレーター(オシレーター1)
・オシレーターごとにキーボード・トラッキングの ON/OFF を切り替え可能
・フロントパネル FM(フリーケンシー・モジュレーション)
■ミキサー
・オシレーター1アマウント
・オシレーター1サブオクターブ・アマウント
・オシレーター2アマウント
・ホワイトノイズ/ピンクノイズ・アマウント
■ローパス・フィルター
・ボイスごとに Prophet-5 Rev4 をベースに設計された 4ポール・レゾナント・ローパス・フィルター
・レゾナンス・コントロールをあげるとフィルターを自己発振させることが可能
・バイポーラー・フィルター・エンベロープ・アマウント
・オシレーター2をフィルター・バイパスし、フィルター・サウンドと生のオシレーター・サウンドをレイヤー(v2.0で追加)
■エンベロープ
・2基の5ステージ・エンベロープ・ジェネレーター(ADSR + Delay)可変ルーティング(フィルター、アンプリファイア、オグジュアリー)
・それぞれのエンベロープ・アマウントのベロシティ・モジュレーション
・エンベロープは複数のデスティネーションへ自由にアサイン可能
・両方のエンベロープのDelay、Attack、Decayステージをループ可能(v2.0で追加)
■ローフリーケンシー・オシレーター
・5種類の波形(三角波、ノコギリ波、逆相ノコギリ波、矩形波、ランダム(サンプル & ホールド)
・クロック・シンク(インターナルまたはエクスターナル MIDI クロック)
・複数のデスティネーションへ自由にアサイン可能
・LFO波形の変化を滑らかにするLFO Slewパラメータ(v2.0で追加)
■デジタル・エフェクト
・1系統の専用リバーブ - ダンピング、プリディレイ、ディケイ、トーンをコントロール可能
・1系統のマルチエフェクト - ステレオディレイ、BBD ディレイ、テープディレイ、コーラス、フランジャー、フェイザー、リングモジュレーター、ヴィンテージ・ローターリー・スピーカー、ディストーション、ハイパス・フィルター
・専用オーバードライブ・エフェクト
・ヴィンテージ・テープデッキをエミュレートする「Lo-Fi」エフェクト(v2.0で追加)
■ヴィンテージ・ノブ
・ボイスごとにパラメータを変化させることで、ヴィンテージ・シンセサイザーの特性を再現
・ヴィンテージ・ノブをモジュレーション・デスティネーションとしてアサイン可能(v2.0で追加)
■アフタータッチ
・ソース : バイポーラー・アマウントが可能なチャンネル(モノ)アフタータッチ
・アフタータッチは複数のデスティネーションへ自由にアサイン可能
■クロック
・タップテンポ可能なマスタークロック
・ディスプレイに表示可能な BPM コントロール
・MIDI クロックシンク
■アルペジエーター
・アップ、ダウン、アップ + ダウン、ランダム、アサイン・モード
・MIDI クロックにシンク可能
・アルペジエーションはリラッチ可能
■シーケンサー
・ポリフォニック・ステップ・シーケンサー - 最大64ステップ、タイと休符をプログラム可能
・フットスイッチによるシーケンサーのスタート/ストップ・コントロール(v2.0で追加)
■パフォーマンス・コントロール
・ホールドスイッチ - 押さえたノートをラッチ
・ポリフォニック・グライド(ポルタメント)
・ユニゾン(モノフォニック)モード - 1ボイスから全5ボイスを任意の数設定可能
・ファクトリー・スイッチ : オフの場合、フロント・パネルがライヴモードになり、現在のすべてのノブとスイッチがそのまま反映される
■パッチメモリ
・ユーザー x 256、ファクトリー x 256(v2.0で倍増)
・プログラムごとにオルタネート・スケールを保存可能(v2.0で追加)
■入出力
・MIDI IN x1、MIDI OUT x 1、MIDI THRU x1、
・コンピュータと TAKE5 間で双方向 MIDI 通信可能な USBポート
・サスティン / フットスイッチ入力 x1、
・エクスプレッション・ペダル入力 x1
・メインステレオ出力(1/4インチ・フォンジャック x2)
・ヘッドフォン出力(ステレオ1/4インチ・フォンジャック)
■電源
・IEC AC パワーインレット 内蔵パワーサプライ
・100V 〜 240V AC 50 60Hz の電圧で世界中で動作可能、最大電力消費量14ワット
※最新の動作環境、OS対応状況についてはメーカーサイトにてご確認ください。
※製品の仕様・性能、外観、付属品、価格、発売日等は予告なく変更となる場合があります。