Propellerhead /ReCycle 2.2
あなたの思うがままにループを操れるようになります。
こちらの商品は【Recording Proshop Miyaji (RPM)】のお取り扱い商品です。
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ReCycleはグルーヴを最大限に活かすための道具です。
簡単に言うと、個別のドラムサウンドでプログラミングしたビートのように、サンプルループを扱えるようにします。
例えばテンポを変えたり、特定のサウンドだけを入れ替えたり、個別に信号処理を施したりできます。
さらにサンプルの部位を素早く編集したり、リフを切り刻んだりできるほか、リミックスやマッシュアップでも活躍します。
【ReCycleとは何か?】
例えば自分の曲で使いたいドラムループのサンプルがあるとします。
ループは108bpmですが、曲は90bpmです。どうしますか?ループの音程を下げることもできますが、それではループのサウンドも変わってしまいます。
またループに含まれている楽器の音程を、曲のキーに合わせたかったらどうでしょう?
タイムストレッチを施せば音程は変わりませんが、サウンドが変わってしまいます(ループの「パンチ」が減るなど)。
こんなときReCycleを使えば、ループをテンポから独立させることができます。
サンプルをストレッチするのではなく、ReCycleのREXファイルは、それぞれひとつのドラムヒット(または他の楽器)を含むいくつもの「スライス」(断片)に切り刻まれています。
これによりループのテンポを変えたときにスライス自体ではなく、スライスの間の時間がストレッチされます。
ReCycleにサウンドを読み込むとファイルは分析され、リズムの各構成部に切り分けられます。
このプロセスは自動化されていますが、プログラムのツールやコントロールを使って自由にスライスを移動、試聴、削除することができます。 またさらなるツールでスライスの長さ、アタック、そしてディケイを調整し、そしてグルーヴの全体的なテンポと音程を個別に設定できます。魔法ではありませんが、それにかなり近いものかも知れません。
ループをスライスすることで、各スライスのサウンドとタイミングの制御が可能になります。
またループを組み替えたり、グルーヴ感を変えたり、ループの一部を他のスライスに入れ替えたり、音程を変更したりと、様々な操作ができます。
ReCycleは焼き上がっているループを、自由自在に練り変えられる「音楽粘土」に変えます。
これにより、あなたの思うがままにループを操れるようになります。
【ループ】
ReCycle REXstair ReCycleでループを処理すると、オーディオループとその構成部はお互いに完全に独立して再生できるようになります。
ReCycle処理して書き出されたREXファイルでは、内容を組み替えたり、音程またはテンポを自由に変えることができます。
個別のスライスを完全にコントロールできるので、グルーヴのタイミング変更やクオンタイズ、逆にループのグルーヴを保ちながら他のサウンドに入れ替えるなどの操作が可能になります。
ReCycleは、ループを扱ううえで起こる問題を解決します。
ドラムループをReCycleに読み込み、テンポや音程を変更し、新しいファイルとして書き出せます。
またグルーヴを読み込み、ReCycleのコンプレッサー、イコライザー、トランジェントシェーパーで、サウンドをよりパンチー、そして個性的にすることもできます。
ReCycleでの処理はすべて非ディストラクティブで行われ、結果を新しいファイルとして保存できます。
【その他】
・スネアサウンドが気に入らないなら、個別のスライスを他のサンプルに置き換えられます。
・ミックスが気に入らないなら、個別のヒットをミュートしたり、スライスの音量やパンニングを変えられます。
・望み通りのグルーヴができたら、そのひとつのフレーズを基にバリエーションやフィルを作り出せます。
・ReCycleのエンベロープ、トランジェントシェーパー、そしてイコライザーでループのサウンドをパワーアップできます。
・長いサンプルから個別のサウンドを自動的に抽出できます。
・ループのグルーヴで、他のMIDIレコーディングをクオンタイズできます。