Make Noise/DxG

ステレオ信号のミキシングに特化した、デュアル・ステレオ・ローパスゲート/ミキサー
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【製品概要】
ステレオ信号のミキシングに特化した、デュアル・ステレオ・ローパスゲート/ミキサー

DXG (Dual Stereo Gate) モジュールは、デュアル・ステレオ・ローパスゲート/ミキサーです。本機は、Make Noiseの既存のミキシング・モジュールQMMG, Optomix, RxMx, Dynamix, LxDの系譜を汲んでいます。しかしDXGはそれら先代モデルとは異なり、ステレオ信号のミキシングに特化しています。そのため、XPO, QPAS, Morphagene, Mimeophon, SpectraphonなどのMake Noise製ステレオモジュールや、その他のステレオモジュールを搭載したモジュラー・システムにとって重要な追加要素となります。

DXGの特徴は、バクトロールを使用しない新たなローパスゲート回路にあります。この回路は100%アナログであり、そこから出力されるものが、Make Noiseが長年にわたって製作してきたバクトロール・ローパスゲートによって築いた信頼と期待に応える、或いはそれを超越するために何ヶ月もの調整を経た末にたどり着いたものです。DXGは全く新しいアプローチで、ローパスゲートの緩やかな1ポール・フィルタリングをより優れた形で実装し、また同時にバクトロールを使用したローパスゲートの特徴である、ゆっくりとしたディケイと余韻をエミュレートしています。
この新しい回路は、多目的なステレオ使用に必要とされる、左右のレスポンスの一貫性を可能とすると同時に、モジュールを小型で手頃な価格に抑えることで、あらゆるモジュラー・システムの主要部分となり得るでしょう。

DXGの入出力は、Make Noiseのこれまでのローパスゲートとは違い、すべてステレオとなっています。各ステレオ入力のペアは内部結線されているため、left入力にモノラル信号を入力することで、leftとright両方の出力にそのコピーを送ることができます。AUX入力も同様にモノラル信号の内部結線を備えたステレオ・ペアとなっているため、DXGをシンプルな3チャンネル・ステレオミキサーとして使用し、そのうち1チャンネル又は2チャンネルをダイナミクス・コントロールとノート・イベント生成のためのVCAとして使用することができます。AUX入力は、追加のDXGモジュールやX-PAN, Optomix, modDemixなどを使用してより大規模なパンニング・ミックスに使用できます。

【製品特徴】
■Make Noise初のステレオ・ローパスゲート
■非バクトロール設計ながらもクラシックなローパスゲート・サウンドを出力、かつ真のステレオに必要なバランスと一貫性
■ステレオ仕様モジュラーシンセの組み込みを容易に可能にする、完全ステレオI/O仕様
■全left入力は内部結線仕様であり、モノラル信号の使用も可能
■ゲート信号でローパスゲートをトリガーできるSTRIKE入力
■複数のユニットをチェーン接続し、より大規模なミックスを作成可能にするステレオAUX IN
■X-PAN, Optomix, XOHなど分散型ミックス・コンソールとの併用が可能
■XPO, QPAS, Morphagene, Mimephon, Spectraphonなどのモジュールと好相性
【製品仕様】
■サイズ:8HP
■Max Depth:43mm
■消費電流 +12V:74mA/-12V:86mA
※この商品はモジュール型シンセサイザー(ユーロラック・モジュラーシンセ規格)です。単品での使用はできません。
いくつかのモジュールを組み合わせての使用となります。電源供給ユニット、マウントケースが別途必要です。