黒あずきについて
「黒あずき」はお祝いごとや十五夜の料理として島の食文化に根付いた食材として利用されてきました。
黒あずきは、小豆 より黒く小粒で、宮古では十五夜に「ふきゃぎ」という伝統料理などに用いられてきました。現在では、利用方法が限られていることや、食生活の変化が影響し、生産が極めて少なくなった小豆です。国内でも宮古島や北海道など限られた地域でのみ栽培されてる小豆です。
栄養価ついて
宮古島の黒あずきは、普通のあずきと比べて小粒ですが非常に栄養価が高く、中でもブルーベリー類に多く含まれるアントシアニンが豊富と言われています。
アントシアニンはポリフェノールの一種で強い抗酸化作用を持ち、血液さらさら効果、体脂肪をつきにくくする働きなどがあるので動脈硬化や高血圧などの生活習慣病の予防にもつながり、視力回復や目の疲れにも役立つそうです。
宮古島産の黒あずきは、柔らかくて甘みがあるのが特徴です。沖縄では、ふきゃぎ(ふちゃぎ)と呼ばれるお餅を作る習慣があります。