唐芙蓉販売再開
ご好評いただいておりました「紅濱の唐芙蓉」、昨年紅濱の休業に伴い販売を休止しておりましたが、販売を再開できる運びとなりました。パッケージ箱の廃止で、以前よりお求めやすい価格帯で1個から販売しております。
Q.豆腐ようってなぁに?
豆腐を紅麹と泡盛などを用いた漬け汁に長期間漬け込み、発酵・熟成させた発酵食品です。琉球王朝の時代から宮廷の上流貴族の間で王府秘伝の高貴な味覚として特別に珍重賞味されていました。
Q.一般的になったのはいつ頃?
伝統珍味の豆腐ようが近所の居酒屋で普通に食べれるようになったのは最近の事です。 それまでは高級料亭で宮廷料理の一品として登場するくらいのもので、 一般庶民にとって見たことも聞いた事もない稀有な食べ物でした。
1990年代に琉球大学農学部の研究により、その製造メカニズムが解明されてから商業生産がはじまりました。 そして今日、一般庶民でも手軽に豆腐ようを口にするなりました。
Q.どうして赤いの?辛いの?
豆腐ようは見た目が真っ赤なので唐辛子をイメージして敬遠したり、人工着色料を使用しているのではないかとよく誤解されがちですが、鮮やかな赤色は紅麹の色で自然素材だけで作り上げた一品です。唐辛子とは異なりますので辛くありません。
Q.原料は?どのように作るの?
原料は島豆腐 紅麹 食塩 泡盛 黄麹のみです。製造手順は(1)島豆腐(木綿豆腐)を2.5cm角に切り陰干し水気をとって乾燥させる(2)紅麹と黄麹を配合したものに泡盛を加え漬け汁を作る(3)しばらく熟成させた漬け汁に乾燥した豆腐を漬け込む(4)適切な温度管理の下で3〜4ヶ月間豆腐を紅麹発酵させ熟成させる(5)漬け汁から豆腐を取り出し硬さ熟成の具合を1個1個丁寧に確認する(6)容器に詰めて完成です
Q.食べ方は?
初めて豆腐ようを食べるときは、楊枝の先で角を少しづつ削ってほんのちょっぴり舐めるようにして味わいます。豆腐ようは旨み成分の塊です。 慣れるまではチビチビとちょっとずつ食べるのが美味しい味わい方です。
Q.豆腐ようの旨さの秘密は?
豆腐ようの旨味は、豆腐のタンパク質が紅麹発酵によって分解され、アミノ酸に変化することです。18種類のアミノ酸の中でも旨味成分であるアスパラギン酸とグルタミン酸が多く含まれるほど旨味が増します。選び抜いた紅麹菌種を特定し、自社工場において自社培養することで安定的な品質を確保したメーカーの商品です。