本店販売スタッフ/ソーイングアドバイザーの松村が解説いたします!「ジャノメNP2000の一押しポイント!」 最新機種ジャノメNP350の上位機種として同時発売のNP2000。 |
模様数はボタンホール3種類を含めた30種類を内蔵しており、日常ソーイングをする上で実用的な模様を中心にまとめられています。
はじめは実用縫いだけ使われる方も、長く使用していく中で、制作するものによって模様選択は多いほどソーイングが楽しく感じられます。
縫い終わりに、糸切ボタンを押すだけで上下の糸を自動で切ってくれる大変便利な機能です。
ミシン購入後、「模様は多くてもあまり使わなかった」という方はいても、
糸切り機能付きのミシンを購入された方でこの機能を使わない方はいないほど、ついていれば必ず使用する便利な機能です。
縫い終わり時に糸切ボタンを押すだけで上下の糸を切ってくれますので、余分な糸が少なく、ミシンの周りが糸で散らかることもありません。
送り歯は現在の家庭用ミシンでは最多の7枚で、生地をしっかり捕らえてスムーズに送るので、縫いずれを防げます。
水平送り機構は、工業用ミシンの送り歯と同じ動きとなり、平らな生地の他・段差のある部分でも布をしっかり捕らえ、グラつくことなく縫うことができます。
パンツの裾直し、バッグの取っ手など、厚みが変わる部分で違いが感じられる機能と言えます。
一般的な楕円送り機構は、赤い丸のように送り歯の端から針板の上に上がってきますが、水平送り機構は、写真はわかりやすく極端にした例ですが、送り歯全体が同時に針板の上に上がってきます。
この機構により布が送り歯に接している時間が長くなり、横ぶれがなくより綺麗な仕上がりで縫うことができます。
コンパクトミシン・ミディアムサイズミシンの針板には、半分または前面がプラスチックの針板を使用しているモデルが多く、針板がしなり、目とび等で縫い目が綺麗に出ないことがあります。
NP2000はオール金属製の針板となり、段差のある生地や厚地を縫う際にプラスチック製と比べると、針板の歪みがおきにくく安定した布送りで、感触の違いや縫いやすさを実感されるかと思います。
液晶画面は周りが暗く表示が光っているブラック反転LCD画面を採用、通常の液晶画面よりも表示がはっきり見える画面です。
ミシン初心者の方は、絶対に欲しい機能の一つが自動糸調子ではないかと思います。
ジャノメNP2000は、標準的な機械式の自動糸調子がついております。縫うスピードに関係なく、薄地も厚地も最適な糸調子で縫うことができます。
ミシン購入者の方より寄せられる糸調子に関しての問い合わせで最も多いのが天秤からの糸外れによっておきる「縫い始めると下糸が絡む」という報告です。
天秤部分はジャノメオリジナルの糸抜けストッパー付きですので、使用中天秤から糸が抜けることがなく、糸がらみの原因となる天秤からの糸外れを防いでくれます。
押え固定ピンは特に使用しなくても問題ありませんが、布が重なった厚地の縫い始め、縫い代が重なった段差を縫う際に押え固定ピンをうまく利用することで、縫い目が安定して綺麗な仕上がりになりますので意外と重宝する機能です。
意外と無くしやすいミシンの電源コードも、NP2000ならコードリール式なので、電源コードの紛失がなく、使用しない時もすっきり片付けられます。
■「純正ワイドテーブル」を特別標準装備!
「純正ワイドテーブル」を特別標準装備しております!!
ふところが広くなると、生地が垂れ下がらないため、送りやすくなり、ソーイングが格段にしやすくなります。