野点用 茶杓 折り畳み式 白竹 抹茶掬い 茶道具 茶の湯用品 お点前用
茶道具の一種。
茶入や薄茶器の中の抹茶を掬うための折り畳み式匙(さじ)です。
長さは伸長時約13.5cm、折り畳み時約7.5cmです。
中国の唐・宋の時代の象牙製の薬匙が源流とされています。
竹を使いだしたのは、室町時代前期の茶人、村田珠光からといい、村田珠光の無節、武野紹鴎の止節、千利休の中節の三種を真・行・草と区分しました。
現在では草の茶杓が用いられ、真・行の茶杓は特別の茶会に、また点前の種類によって取り合わされます。
「大きさ」 伸長時約13.5cm、折り畳み時約7.5cm
「抹茶 薄茶の点て方 (たて方)」
・茶碗にお湯をいれて温めておきます。
そのお湯を茶筅で軽くかき混ぜ、茶筅も温めます。
温めましたらお湯を捨て、茶碗の内側を拭います。
・一人分の抹茶2g(茶さじ2杯)を量り、茶こしに抹茶を入れて、
抹茶碗の中に山の形をつくるようにこし入れます。固まりがあればつぶします。
・90℃の一人分のお湯100ccを量り、抹茶碗に静かに注ぎます。
・抹茶がよくとけるように茶筅を上下(縦)に小刻みに動かして点てます。
最後に「の」の字を描くようにひと混ぜし、真ん中から茶筅を立てて抜きます。