イサム塗料 エアーウレタン プラサフグレー 315mL 1本

ウレタン塗料とは塗料に硬化剤を混ぜて塗装します。
塗料と硬化剤が化学反応して結合し強靱な塗膜を造ります。
つまり、ウレタン塗料には「耐久性がある」・「シンナー成分に溶け出さない」・「仕上がりが良い」と言う特徴があります。

ただし、硬化剤を混ぜる必要があるためスプレーガン・コンプレッサーを使うのが通常の塗装方法です。
このため、スプレー缶ではウレタン塗装が出来ず、スプレー缶と言えばラッカースプレーが主流でした。

スプレー缶でウレタン塗装を可能にしたのがイサム塗料エアーウレタンです。スプレー缶の中に硬化剤の入った容器があり、手軽にウレタン塗装を行うことが出来る画期的な商品です。

乾燥が早く、塗膜完全硬化後はシンナーにも溶けず、焼付塗装に匹敵する仕上がりです。
自動車補修用塗料としてもお使いいただけます。

注意事項
開缶後はその日のうちに使いきってください。2液型ですので、容器内で固まります。
エアーウレタン使用上の注意事項

使用方法

1 エアーウレタン 主剤の中に入っている顔料(クリヤーを除く)が沈殿している事がありますので、、容器の中のアルミ封印板を破る前に必ず上下に60〜120秒程良く振って下さい。
2 キャップを取り、容器を垂直に持ち噴射ボタンをウェス等で覆いながら、「パチン」と音がするまでレバー後部を指で強く押して下さい。(レバーは長く押さないで下さい)女性など力が弱い方は水平な面に置き親指で押して下さい。
塗料が噴出してもよいように、噴出口部分をウ工スおよびビ二ール袋などでおおってください。
缶を垂直に持ち、「プシュ」と音がするまでレバー後部を強く押してください(ボ夕ンは長く押さないでください)。中の硬化剤入り容器に穴が開き、硬化剤が缶内に噴出されます。
3 エアーウレタン 硬化剤容器に穴が開き、硬化剤が容器内に噴出されます。そのまま垂直の状態で15秒程放置して下さい。
その後、缶を40〜60秒良く振って主剤と硬化剤を混ぜて下さい。
4 エアーウレタン 塗装面から15〜25cm 離し、一度に厚塗りせず、塗る面に対して平行に移動しながら、やや薄めに2〜3回くらい、10〜20分、間をおいて塗り重ねてください。
エアーウレタン ※ 塗装前に新聞紙などの上に正常に噴射されているか試してから使用してください。
★ 塗料は楕円形に噴射され、噴射口部分が回転するため、塗る物の形状によっては向きを変えてください。

可使時間 (有効時間)

硬化剤と混合すると徐々に硬化反応が始まります。硬化が促進するとブツがでたりゲル状になるため、翌日スプレーが吹きつけできる状態であっても正常な塗膜を形成しないので、必すその日の内に使いきってください。

乾燥時間

  • 硬化乾燥78時間 (気温20℃・湿度65%)
  • 塗り重ねは10〜20分後
※ 冬期5℃以下の気温では硬化反応が大幅に遅れますので塗装しないでください。

使用上の注意および保管・廃棄方法

  • 下地を侵す場合があるため、目立たない部分で試し塗りをし、乾燥性、下地への影響など異常がないか確かめてから塗ってください。
  • 天気の良い湿度の低い日を選んで塗ってください。
  • 食品に直接触れる食器類や子供が使用するおもちゃ類には塗装しないでください。
  • 容器は錆やすい湿った場所、自動車内、暖房器具や火花などが散る周辺に置かないでください。
  • やむを得ず残った塗料を捨てるときは、火気のない屋外で、新聞紙などに塗り広げ、完全に乾かレてから、一般ゴミとして処分してください。
  • 容器を捨てる際には、中の塗料とガスを充分に(噴射音が消えるまで)抜き、他のゴミとはっきりと区別して処分してください。

注意

  • 容器をさかさにした状態では吹きつけできません。
  • 色票およびキャップの色は中身の色と多少異なる場合があります。
  • 塗り面積乾燥時間は、気象条件塗る素材塗り方などによって増減する場合があります。
  • 使い終わった用具は、初期硬化(30分以内)する前にラッカーうすめ液てら先ってください。
  • 噴出口が乾燥している場合がありますので、塗装間隔をとるごとに新聞紙などに試し塗りをし、塗装してください。
  • 間隔をおいて使用するときは、噴出□が詰まらないよう容器を逆さにして2秒くらい空吹きをし、噴出□をよく拭いてください。
  • 開缶後はその日のうちに使いきってください。2液型ですので、容器内で固まります。