明解 和声法 〈 下巻 〉 音楽を志す人々のために 【ゆうパケット】※日時指定非対応・郵便受けにお届け致します

大阪音楽大学の作曲、および和声法担当教員の、長年にわたる初学者への指導経験によって生まれた、懇切な和声法テキスト。
大阪音楽大学の作曲、および和声法担当教員の、長年にわたる初学者への指導経験によって生まれた、懇切な和声法テキスト。
「本書は、バロック・古典派からロマン派の音楽で用いられた和声法を、和音連結の実習を通して学ぶことを目的として書かれている。本書の特徴は、従来のテキストとは異なり、学習者が進度に応じて興味をもって自習できるように工夫したこと、またそのことにより、音楽的表現の問題にもできるだけ触れるようにしたことにある。そのため、和音の連結における各構成音の取り扱い方と各声部の進行とを懇切に解説すること、また誤りやすい点に注意を喚起させること、さらに課題の実施の方法とその音楽的な考え方を明らかにすること、等に重点が置かれている。上巻に続くこの下巻では借用和音に始まり、転調・非和声音を含むより高度な和音の連結の実習を経て、体系的に和声学を習得することができることを目指している。上巻同様下巻でも、学習者が各段階を無理なく進んでいけるよう、数多くの譜例をあげるとともに、実際の音楽が和声にもとづいていることへの理解を得るために、実作例を各所に配した。本書の構想は、もともと音楽大学における、副科のクラス授業を想定して立てられたものであるが、和声法を独習しようとする人たちにも役立つようにと配慮されている。本書を学ぶことが,皆さんの演奏や作曲・編曲をはじめとする音楽活動の一助となることを願ってやまない。」(本書まえがきより)