オロハネ10形は昭和39(1964)年頃にナロハネ10形を冷房化改造した際に形式変更で誕生した形式です。
軽量構造の客車で10系軽量客車のグループに属していますが、10系以前の旧型客車との連結 運用も可能です。
1等寝台(A寝台)側と、2等寝台(B寝台)側との境となる中央部に出入り口を配置した1 2等(A B)合造寝台車です。
勾配が多く、牽引定数の限られる亜幹線用の夜行列車や1等寝台(A寝台)の需要が少ない列車に組み込まれ運用されました。
北海道地区に転属した5両は、寒冷地仕様に改造され500番代に車番変更されました。
昭和44(1969)年頃に等級帯の淡緑帯が廃止(検査時に順次抹消)され、車体色は青15号1色となり、昭和53(1978)年に全車廃車されました。
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