YAMAHA ヤマハ パワードスピーカー DBR10 アンプ内蔵

可搬性に優れた10インチLF搭載パワードスピーカーです。
ヤマハらしいオールマイティに使えるスピーカーで、会議からスピーチ、音楽イベントにも最適。

音楽イベントでは12インチのスピーカーが定番ですが、ちょっとしたステージには10インチで設営するケースもございます。
8インチスピーカーでは低音の質感が"ちょっと"物足りないな…という方にもピッタリ。
YAMAHAのパワードスピーカー DBR10

スタッフのコメント:

可搬性に優れた10インチLF搭載パワードスピーカーです。ヤマハらしいオールマイティに使えるスピーカーで、会議からスピーチ、音楽イベントにも最適。音楽イベントでは12インチのスピーカーが定番ですが、ちょっとしたステージには10インチで設営するケースもございます。8インチスピーカーでは低音の質感が"ちょっと"物足りないな…という方にもピッタリ。

【注目ポイント】
注目したいのは最大出力。本機種は実測値の音圧レベルとして129dB SPLを計測。

【JBL IRX108BT-Y3との比較】
JBL(ジェイビーエル)から発売となっているパワードスピーカー IRX108BT-Y3は、8インチのLFを搭載しており、小ぶり・軽量・ハイパワーと3拍子揃ったアンプです。目を惹くのがパワーアンプの出力。JBL IRX108BT-Y3は最大出力1,300Wとなっております。さらにIRX108BT-Y3にはBluetooth機能も備わっており、簡単にPAをしたい。といった場面に最適です。

対するYAMAHAのDBR10は、アンプの出力は700Wと表記上は半分近い数値となっておりますが、実測の最大音圧レベルはJBL IRX108BT-Y3を上回る129dB SPLとなっており、決して劣っている訳ではありません。

また、YAMAHAのDBR10にはBluetoothレシーバー機能がありませんが、誤ってペアリングするというリスクもありませんので、トラブル防止・イタズラ防止という観点ではメリットになります。

総括しますと、YAMAHAのDBR10は手頃な価格帯ながら、プロフェッショナルな観点で設計された実直なスピーカーという印象です。

【YAMAHA STAGEPAS400BTとの比較】
同メーカーYAMAHA(ヤマハ)のSTAGEPAS400BT(ステージパス400BT)はスピーカーが2本とアンプ内蔵ミキサーがセットになった製品です。STAGEPAS400BTの注目ポイントは付属のミキサー。STAGEPAS400BTのミキサーにはリバーブエフェクトやBluetooth受信機能が付いており、簡易的なステージを設営することができます。音圧レベルは125dBSPLと意外なことにDBR10の方が上。DBR10を2台セットした場合は、DBR10の方がより大きな音圧を得ることができます。

■メーカーサイトより
ヤマハの新パワードポータブルスピーカーDBRシリーズは、ヤマハPA用パワードスピーカーラインナップの中で最も可搬性に優れたシリーズです。世界中で好評の上位機種DSRシリーズ、DXRシリーズの開発を通して蓄積されたDSP処理、音響設計、機構設計の技術を継承しつつ、小型軽量化、高音質、高音圧の両立を実現しました。

ラインナップは10インチ径ウーファー搭載モデルで、ク ラス最小級のコンパクトサイズかつパワフルでユーティリティスピーカーとしても最適なDBR10、12インチ口径ウーファー搭載でサイズとパフォーマンスのバランスに優れメインスピーカーもフロアモニターもこなす定番のDBR12、そして余裕の低域を誇りメインスピーカーに最適な15インチ径ウーファー搭載モデルDBR15の3モデル。

小中規模ステージのメインスピーカーから、大規模会場 のフロアモニター、または設備における吊り設置など、幅広い用途に対応します。

■システムの概要

推奨規模※

イベント拡声・会議・セミナー・音楽イベント(ちょっとしたステージ)

最大出力700W
最大音圧レベル129dB SPL
※規模につきましては会場の反響度合い、必要とする音量感によって異なりますので、参考程度になさって下さい。

■取り扱いの簡単さ
セットアップ難易度★☆☆☆☆
解説ミキサー内蔵型の簡単仕様。
凡例:★1つ…マイクを繋ぐだけで完了です。★5つ…音響機器に関する基礎的な知識が必要です。


高効率700W Class-Dパワーアンプ

新設計Class-Dアンプにより、軽量化と高出力の両立に成功。高耐入力のスピーカーユニットとの組み合わせにより、700W(ダイナミックパワー)の高出力および最大129dBSPL(Peak)の高音圧を誇ります。

カスタム設計のスピーカーユニット

2インチ径ボイスコイルの高耐入力ウーファーはアンプからの大入力に耐えられるよう検証を重ねて設計されており、歪みが少なく明瞭な低域を再生します。また中高域には1インチ径ダイアフラム搭載のコンプレッションドライバーが高分解能を実現します。

便利な簡易ミキサー

DBRシリーズはCH1, CH2の2系統の入力を持ちます。CH1にはマイク、ラインレベル切り替えが可能なコンボ端子(XLRまたはTRS Phone接続)、またCH2には、コンボ端子とRCApinのラインレベル入力を備えています。出力コネクターの信号は、CH1とのパラレル接続またはCH1とCH2のミックスアウトが選択可能となっており、システムの拡張も容易です。

フロアモニタリングにも高い性能を発揮するエンクロージャーデザイン

DBRシリーズはスピーカースタンド設置用のポールソケットに加え、フロアモニター設置に最適な50°のモニターアングルを備えています。D-CONTOURMONITORモードと併用することで、フロアモニターに最適な音環境を容易に構築することができます。さらにDBR12, DBR15は左右対称のエンクロージャー設計により、ボーカリストのフロアモニターやキーボード演奏者のステレオ音場モニターに求められる「ミラーモード」設置が可能です。