コーレーグースとは?
コーレーグースは、島唐辛子を泡盛に漬けて作る、沖縄独特の香辛料です。
沖縄の家庭や食堂では必ずと言っていいほど常備されています。
沖縄そばに入れるのが最も有名な食べ方で、
軽く一振りするだけでピリッとした辛さが味を引き締めてくれます。
刺身やチャンプルーに少し加えてもおいしいです。
他にも、炒め物や汁物に加えて良し、
ラー油替わりにラーメンにかけて良し、
タバスコ替わりにパスタやピザにかけて良し。
いろいろな料理に合う万能調味料です。
病みつきになる味なので使い過ぎ注意!!
島とうがらし
コーレーグースに使われる島唐辛子は、
正式名をキダチトウガラシと言い、中南米、東南アジア、インド、アフリカなどの温暖な地域に多く分布しており、
日本では琉球諸島や南西諸島で多く栽培されています。
調味料には熟した赤やオレンジの実が使われることが多いですが、
熟すまでの色の変化も鮮やかです。
「コーレーグース」という言葉は、もともとは島唐辛子を指す言葉でした。
小粒ですが、辛さは鷹の爪の1.5〜2倍とも言われています。
美容にも効果的
沖縄の人なら誰でも知ってる調味料、コーレーグース。
実は、美容と健康への効果が高いと言われているんです。
島唐辛子に多く含まれる辛味成分・カプサイシンによる発汗作用で代謝がアップするため、
ダイエット効果が期待されています。
他にも、
島唐辛子には美肌効果を持つビタミンC、
血液を作る鉄分、
血圧を下げるカリウム、
ガンの予防に役立つベータカロテンが多く含まれています。
また、カプサイシンはアルコールに溶けやすいため、
泡盛に漬けこむことで島唐辛子をそのまま食べるよりも効率よく摂取できます。