ラマストンMX2液の効能・効果 みずむし、いんきんたむし、ぜにたむし。 ラマストンMX2液の用法・用量 1日1回,適量を患部に塗布してください。 <ラマストンMX2 液 用法に関する注意> - 患部やその周囲が汚れたまま使用しないでください。
- 目に入らないように注意してください。万一,目に入った場合には,すぐに水又はぬるま湯で洗い,直ちに眼科医の診療を受けてください。
- 小児に使用させる場合には,保護者の指導監督のもとに使用させてください。
- 外用にのみ使用してください。
- 定められた用法・用量を厳守してください。
<ラマストンMX2 液 容器の使用方法> - 使用前
容器の先端を上に向けて、手の指で押して中の空気を抜いてください。(暑い時期、温度の高い場所などに置かれた場合や薬液が少なくなった場合などに、内圧が高まり、薬液が多くでることがありますので、これを防ぐためです) - 使用中
患部に使用する時は容器を下向き又は斜めにして、患部に先端を軽く押しあてて塗布してください。(先端を患部からはなすと、薬液がでなくなります ラマストンMX2液の成分・分量 塩酸ブテナフィン・・・・・・・・・・・・・1.0w/v% 塩酸リドカイン・・・・・・・・・・・・・・・2.5w/v% dl-カンフル・・・・・・・・・・・・・・・・・0.4w/v% 添加物として、マクロゴール、アルコールを含有します。 <ラマストンMX2 液 成分に関する注意> アルコールを含んでいますので、塗布時にしみることがあります。 ラマストンMX2液の使用上の注意 ■してはいけないこと (守らないと症状が悪化したり、副作用がおこりやすくなります。 - 次の人は使用しないでください
本剤による過敏症状(発疹・発赤, かゆみ, 浮腫等)を起こしたことがある人。 - 次の部位には使用しないでください
(1)目や目の周囲, 粘膜(例えば, 口腔, 鼻腔, 膣等), 陰のう, 外陰部等。 (2)湿疹。 (3)湿潤, ただれ, 亀裂や外傷のひどい患部。 ■相談すること - 次の人は使用前に医師又は薬剤師にご相談ください
(1)医師の治療を受けている人。 (2)妊婦又は妊娠していると思われる人。 (3)乳幼児。 (4)本人又は家族がアレルギー体質の人。 (5)薬によりアレルギー症状を起こしたことがある人。 (6)患部が顔面又は広範囲の人。 (7)患部が化膿している人。 (8)「湿疹」か「みずむし, いんきんたむし, ぜにたむし」かがはっきりしない人。 (陰のうにかゆみ・ただれ等の症状がある場合は, 湿疹等他の原因による場合が多い。) - 次の場合は, 直ちに使用を中止し, この文書を持って医師又は薬剤師にご相談ください
(1)使用後, 次の症状があらわれた場合 [関係部位:症状] 皮ふ:発疹・発赤, かゆみ, かぶれ, はれ, 刺激感, 落屑, ただれ, 水疱, 亀裂 (2)2週間位使用しても症状がよくならない場合, また, 本剤の使用により症状が悪化した場合 ラマストンMX2液の保管及び取り扱いに関する注意 - 直射日光の当たらない湿気の少ない涼しい所に密栓して保管してください。
- 小児の手の届かない所に保管してください。
- 他の容器に入れ替えないでください。
(誤用の原因になったり品質が変わるおそ れがあります) - 使用期限をすぎた製品は使用しないでください。なお、使用期限内であっても開封後は品質保持の点からなるべく早く使用してください。
- 火気に近づけたり、火の中に入れたりしないでください。また、使用済みの容器は火中に投じないでください。
- 合成樹脂(スチロール等)を軟化したり、塗料を溶かしたりすることがあるので、床や家具などにつかないようにしてください。
- 本剤のついた手で、目や粘膜にふれないでください。水虫、いんきんたむし、ぜにたむしは白癬菌というカビの一種が皮膚に寄生することによって起こる症状です。足に感染すると一般に「水虫」、陰股部に感染すると「いんきんたむし」、体部に感染すると「ぜにたむし」と呼ばれ、一般的にかゆみをともないます。かゆみのためにかきこわして化膿菌の二次感染を起こし悪化することがありますので早めのお手当てが必要です。
◎水虫の上手なお手当法 - 清潔患部は常に清潔にしてください。
入浴の際は刺激の少ない石鹸を使いましょう。 - 乾燥患部のむれを予防し乾燥に心がけましょう。
白癬菌は、じめじめした環境を好みます。スポーツなどで汗をかいたあとや入浴のあとには、タオルで患部を十分にふいて乾燥させることを心がけてください。くつしたは木綿のものをはきましょう。 - 根気かゆみなどの症状がとれても白癬菌が死滅していないことが多く、途中で治療を中止してしまうと再発の原因になります。かゆみなどがとれたあとも、1ヵ月間は根気よく治療を続けてください。
*俗に「いんきん」「いんきんたむし」と呼ばれるものの中には、白癬菌とは関係のないまぎらわしいものもあります。 陰のうにかゆみ、ただれなどの症状がある場合は、白癬菌によるのではなく湿疹など他の原因による場合が多いと考えられます。白癬菌は小児の場合を除いて陰のうに感染することはほとんどありません。 |