ドリエル (6錠) エスエス製薬【指定第2類医薬品】

◎睡眠改善薬
特徴
[こんなとき、こんな方の一時的な不眠に]
○ストレスが多く、眠れない
○疲れているのに、神経が高ぶって寝つけない
○心配ごとがあって、夜中に目が覚める
○不規則な生活で、睡眠リズムが狂い、寝つけない
ドリエルは就寝前の服用により、寝つきが悪い、眠りが浅いといった一時的な不眠症状の緩和に効果をあらわします。
[ドリエルの効きめ成分]
ドリエルの効きめ成分(ジフェンヒドラミン塩酸塩)は、皮ふのかゆみをしずめたり、くしゃみや鼻水などのアレルギー症状をおさえる目的で広く使われていますが、服用により眠気をもよおすという作用があります。
ドリエルはこのジフェンヒドラミン塩酸塩の持つ眠気の作用を応用してつくられた医薬品です。
[ドリエルで眠くなるしくみ]
脳の睡眠・覚醒に関係が深い視床下部の後部には、興奮性ニューロンといわれるヒスタミンニューロンが多く存在しています。その末端から放出されるヒスタミンは、大脳皮質をはじめ脳の様々な部位の神経細胞を興奮させることによって覚醒の維持・調節をしています。
ドリエルは、その効きめ成分(ジフェンヒドラミン塩酸塩)が脳におけるヒスタミンの働きをおさえ、眠くなる作用をあらわします。

効能・効果
一時的な不眠の次の症状の緩和:寝つきが悪い、眠りが浅い

内容成分・成分量
2錠中
ジフェンヒドラミン塩酸塩・・・50mg
添加物として、クロスCMC-Na、無水ケイ酸、セルロース、乳糖、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒプロメロース、マクロゴール、ステアリン酸Mg、タルク、酸化チタンを含有します。

用法・用量/使用方法
寝つきが悪い時や眠りが浅い時、次の1回量を1日1回就寝前に服用します。
○成人(15才以上)・・・1回量2錠
○15才未満・・・服用しないこと

使用上の注意
●してはいけないこと
(守らないと現在の症状が悪化したり、副作用・事故が起こりやすくなります。)
1.次の人は服用しないでください
(1)妊婦又は妊娠していると思われる人。
(2)15才未満の小児。
(3)日常的に不眠の人。
(4)不眠症の診断を受けた人。
2.本剤を服用している間は、次のいずれの医薬品も服用しないでください
他の催眠鎮静薬、かぜ薬、解熱鎮痛薬、鎮咳去痰薬、抗ヒスタミン剤を含有する内服薬(鼻炎用内服薬、乗物酔い薬、アレルギー用薬)
3.服用後、乗物又は機械類の運転操作をしないでください
(眠気をもよおして事故を起こすことがあります。また、本剤の服用により、翌日まで眠気が続いたり、だるさを感じる場合は、これらの症状が消えるまで、乗物又は機械類の運転操作をしないでください。)
4.授乳中の人は本剤を服用しないか、本剤を服用する場合は授乳を避けてください
5.服用時は飲酒しないでください
6.寝つきが悪い時や眠りが浅い時のみの服用にとどめ、連用しないでください

●相談すること
1.次の人は服用前に医師又は薬剤師に相談してください
(1)医師の治療を受けている人。
(2)高齢者。
(3)本人又は家族がアレルギー体質の人。
(4)薬によりアレルギー症状を起こしたことがある人。
(5)次の症状のある人。
排尿困難
(6)次の診断を受けた人。
緑内障、前立腺肥大
2.次の場合は、直ちに服用を中止し、この説明書を持って医師又は薬剤師に相談してください
(1)服用後、次の症状があらわれた場合。

関係部位 : 症状
皮ふ : 発疹・発赤、かゆみ
消化器 : 胃痛、悪心・嘔吐、食欲不振
精神神経系 : めまい、頭痛、起床時の頭重感、昼間の眠気、気分不快、神経過敏、一時的な意識障害(注意力の低下、ねぼけ様症状、判断力の低下、言動の異常等)
その他 : 動悸、倦怠感、排尿困難
(2)2-3回服用しても症状がよくならない場合。
3.次の症状があらわれることがあるので、このような症状の継続又は増強がみられた場合には、服用を中止し、医師又は薬剤師に相談してください
口のかわき、下痢

保管及び取り扱い上の注意
(1)直射日光の当たらない湿気の少ない涼しい所にキャップよくしめて保管してください。
(2)小児の手の届かない所に保管してください。
(3)他の容器に入れかえないでください。(誤用の原因になったり品質が変わることがあります。)
(4)使用期限をすぎたものは服用しないでください。

お問い合わせ先
エスエス製薬株式会社
〒107-8589 東京都港区赤坂4-2-6
お客様相談室
フリーダイヤル:0120-028-193
受付時間:9時から17時30分まで(土、日、祝日を除く)

区分:日本製・第(2)類医薬品

※注)本商品は指定第2類医薬品です。
指定第2類医薬品は、第2類医薬品のうち、特別の注意を要する医薬品です。
商品ページ内記載の、使用上の注意「してはいけないこと」「相談すること」の確認をおこない、
使用について薬剤師や登録販売者にご相談ください。