桧の香りと共にいただく祝酒。粋な演出が宴を一層、盛り上げます
祝いの席で「鏡割り」を行ったり、お神酒として日本酒をふるまう際にお使いいただきたいのは、やはり「枡(ます)」。元来、枡は米や酒、醤油などを計量するために用いられていた容器でした。
枡には、桧(ひのき)など神社の建造や神事に使われてきた縁起のよい木が使用されています。木を組んで作られているため、複数の人が木(気)を合わせるという意味や、「増す」「益す」に通じることから、「枡」は古くから “縁起のよい容器”として使われてきました。「枡酒」が結婚式や祝いごと、お正月など、おめでたい席で飲まれるのは、こうした由来があるからです。
国産の桧を用いてつくられた「桧枡」は、桧の爽やかな香りと温かみのある手触り、そして優しく自然な色合いが特徴。木目が生み出す美しい模様によって、ひとつとして同じものがないという点も「桧枡」の魅力です。
岸本吉二商店の定番「桧枡」は無地・寿・祝の3種類。
■無地
季節を問わず、乾杯の酒器や引出物、式典の記念品として様々な場面にご利用いただけるのが「無地」。もちろん普段使いにも。