Bach バック テナー・バス・トロンボーン 42B GL

バック・トロンボーンの代表的モデル

世界のオーケストラプレイヤーのスタンダードとして不動の名声を誇る太管テナーバストロンボーン。
内径が13.90ミリの太ボアのスライドと豊かで遠鳴りがする8-1/2インチのハンドハンマードの1枚取りベルは、広いダイナミックレンジで暖かくて力強い音色を生み出します。
Fアタッチメントには、心地良い抵抗感と密度の濃い締まった音色をもたらすトラディショナルラップのロータリーバルブが採用されています。

※店頭でも販売しているため、ご注文時に完売の場合がございます。万一欠品等で納期が遅れる場合は別途メールにてご案内致します。

【キー・調子】B♭/F
【ベル】8-1/2"
【ボア】13.90mm(太管)
【バルブ】ロータリーバルブ(トラディショナルラップ)
【仕上げ】ラッカー仕上げ


■ロータリーバルブ
ドイツのフルードリヒ・ブリューメルが考案して以来、180年使われてきた長い伝統を持つバルブシステム。円筒形のシリンダーの軸を回転させることで管の通り道を変える仕組みです。心地良い抵抗とレガートのつながりが良いというメリットがあり、トロンボーンのFアタッチメントだけでなく、ホルンやチューバのバルブにも多く使用されています。

■トラディショナルラップ
トラディショナルラップは、Fアタッチメントのレイアウトをコンパクトにまとめたもので、古くから伝統的に使われていきたタイプです。F管がしっかりと本体に組み込まれているので、心地よい抵抗感を得ることができ、ピアニッシモを演奏している時の安心感があります。


■BELL(ベル)について
バックの「ストラッド」トロンボーンは、全てハンドハンマードの1枚取りベルが使われているので、音に腰があって、豊かで遠達性のある音色を得ることに成功しています。それぞれのモデルには、楽器のボアサイズや音楽の用途に応じて様々なサイズのベルがあり、小さいサイズのベルは、音がコンパクトにまとまり、明るくはっきりとした音色になるのに対して、ベルのサイズが大きくなると、響きが豊かになって割れにくい暗めの音になる傾向があります。


■ラッカー仕上げ
金属の表面に透明なラッカー塗装を施して錆びや汚れを防ぐ仕上げ。バック社のラッカー仕上げは、金属に影響を与えない自然乾燥の方式を採用しているので、ラッカー仕上げ特有の明るく締まった音を得ながら、素材の金属の良さを最大限引き出しています。