こちらは蟹の殻を取り除いた(殻取り済)タイプです。 |
≪子持ちガニみそ煮込みの由来≫ 兵庫県新温泉町の郷土料理で、毎年、カニ祭でふるまわれております。 作るのに手間がかかるので、今では家庭で作ることが少なくなりました。 新温泉町でも海の近くの家庭では新鮮な蟹がいつでも手に入りますので、味噌煮込みを作る文化はありませんが、山側(旧温泉町)の家庭では、なかなか手に入らない少ない蟹を皆で食べられるように、そして日持ちさせるため、みそ煮込みという文化がありました。 各家庭でそれぞれの味があり、冬になるとご飯の一品として食卓にのぼりました。 新温泉町の郷土料理を全国の方にも味わっていただきたく、当店では製造、販売いたしております。 |
子持がにの外子を取り出す | ![]() | 子持がにの内子を取り出す |
![]() | ||
大釜に入れて、味噌で煮込む | ![]() | 子持がにの足・かぶを刻む |
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 山陰浜坂港の子持がに(松葉がにのメス)の美味しさの秘密 ■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ |
山陰沖の漁場は、海洋深層水が豊富なため、質の良い プランクトンが多く集まり、水深200〜300mという安定 した低温の中で育つことから、上質の蟹が多く育ちます。 ですから、ここ山陰浜坂で揚がる子持ちガニは美味しいのです。 普通、みなさんが思い浮かべる『松葉がに』はオスで、 甲羅の幅が8〜16cm位あります。 それに対し、このメスの『子持がに』は、オスよりかなり小さく、甲羅の幅が7〜10cm前後しかありません。 この辺では『セコガニ』や『子持がに』と呼ばれ、他の地方では、『セイコガニ』『コッペガニ』『親がに』などと呼ばれています。 漁期は11月上旬から1月上旬までのわずか2ヶ月だけです。 茹でた子持がには、身も美味しいですが、おもに『外子(甲羅の外側の子)』と『内子(甲羅の内側の子)』を食します。 特に内子は量も少なく、美味で日本海の珍味のうちの一つです。 |
━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 味の決め手は、コレ!! 」 ■ ━━━━━━━━━━━━━━━ |
ちょこっとお教えしますが、このみそ煮込みを煮込む際に、高級手料理純米酒「蔵の素」を使用しています。 この純米酒「蔵の素」は豊富なアミノ酸を含み、アルコール度の 高い濃醇なお酒です。飲んでも美味しいのですが、料理に少し 加えるだけで驚くべき力を発揮する正に21世紀の料理酒です。 通常の料理酒に比べて、アミノ酸は10倍、旨味成分のグルタミン酸は 14倍、糖分はみりんの10分の1以下という多量の旨味成分を含んで います。 アルコール濃度は16度から17度と高いため素材への浸透を よくし、含有量の高いアミノ酸が素材のもつアミノ酸と結びつき、素材 の旨味を最大限に引き出してくれます。 |
━━━━━━━━━━━━━━━ ■ お召上がり方 ■ ━━━━━━━━━━━━━━━ |
※美味しさを閉じ込めるため、瞬間冷凍してあますので、自然解凍後、お召し上がりください。 温かいご飯にかけてお茶漬けにしたり、ご飯にまぶすだけでも美味しく お召し上がりいただけます。 食後感がすっきりしていますので、 お酒のアテにすると次から次へとほしくなる、クセになる味わいです。 また、炊き込みご飯の素としてもご利用いただけます。 バターと一緒にトーストにのせて軽く焼いても美味しいですよ。 |