椎茸粉 (500g) 国産

■豆・乾物の専門店 松葉屋の「椎茸粉」

椎茸粉とは、干し椎茸を砕き、細かくすりつぶして粉末状にしたものです。味噌汁に入れたり煮物に入れたりと、使いたいと思い立ったらすぐに使えます。味や香りだけでなく、干し椎茸は栄養もたっぷり。健康作りにも貢献してくれるはずですよね。

■栄養と効能
・骨粗しょう症予防に
生椎茸を干すことで、椎茸に含まれている「エルゴステロール」という成分が紫外線に当たるとビタミンＤに変化します。ビタミンＤは骨の成長と健康維持には欠かせないビタミンです。スーパーで売られている干し椎茸は火力乾燥のものも多いとのこと。スーパーで購入したものは、半日ほど天日で干し、紫外線に当てることをおすすめします。

・生活習慣病予防に
椎茸には、ビタミンＢ１２、エリタデニンといった、血圧を下げる働きをする成分が含まれています。豊富に含まれるカリウムにも血圧を下げる作用があり、さらに効果が期待できます。かさの部分に多いエリタデニンは、肝臓のコレステロール代謝を促進させ、血液中のコレステロールが増えすぎるのを抑制する働きがあります。糖尿病には、煮て食べるのがいいとのことですが、毎日となると大変。そこで即席スープがおすすめです。粉末椎茸を茶碗に入れて熱々のお湯を注ぎ、よくかき混ぜてしばらくおいたものを飲んでください。

・ダイエット・肥満防止に
干し椎茸には、生しいたけの約１０倍もの食物繊維が含まれています。「不溶性食物繊維」の割合が多いため「水溶性食物繊維」とバランスよく摂取することが大切ですが、そのためには、毎日のお味噌汁に海藻と一緒に入れるのもおすすめです。

・皮膚の抵抗力アップ、肌荒れ防止に
不足すると肌荒れの原因にもなるビタミンＢ２が含まれているので、お肌にも良いと言われています。

■１日に摂る量はどれくらい？
１日約６ｇ、スプーン３杯程度を摂取すればよいとのこと。椎茸であれば、１日３枚以上食べると良いそうですが、なかなか毎日は大変ですよね。椎茸粉であれば、簡単に摂取することができます。

■粉末椎茸をどう利用する？
お好みで何にでも使えますが、いずれも必ず加熱をしてください。
・お米に入れて炊き上げる(お米２〜３合に大さじ１が目安）
・お味噌汁に入れる
・即席スープやカップラーメンに加える
・ハンバーグや餃子に混ぜる
・お好み焼きなどの生地に混ぜる
・煮物に入れる

毎日ふりかけで摂るのもおすすめです。
＜作り方＞
【１】フライパン、あるいは小鍋に粗目に刻んだ干し椎茸５〜６枚分を入れ、弱火で軽く炒る。
【２】炒った椎茸の熱がとれたら、ミキサーやすり鉢で粉末にする。