長い歴史を持つトラッカーウォレット
1950年代にアメリカのトラック運転手(trucker)の間で愛好された財布だったことから、そう愛称付けられたと言われています。当時は配達伝票などを入れていたそうです。
ウォレットチェーン用のハトメが付いていますが、このチェーンもバイク乗りやトラック運転手が作業着の後ろポケットから財布を落とさないように使い始められたと言われています。
そんな歴史あるトラッカーウォレットの形状を採用した折財布はコンパクトながら収納力もあり使い勝手も良好。
こだわりのイタリア製ホースバットレザーで作る無骨なデザインのトラッカーウォレットは、豊かな革の風合いと茶芯も相まってなんとも雰囲気があります。
革の風合いを極限まで引き出し、他にない存在感を。
「英国紳士が時を経て大事に持ち続ける革財布のようにこの財布を持ち続けて欲しい。その歴史の発端を提供したい。
そんな願いを込めて”INCEPTION〜始まり:発端〜”というブランドを始動しました。」
以来、ハイセンスなユーザーに育てられたINCEPTION。時に、ヨーロッパの上質な馬革の原皮を日本にてオリジナルで鞣し染色した「ホースハイド」を贅沢に使用。時に、パーツから日本国内で製作。
最高の素材を世界中に追い求めるブランドへと成長しました。
卓越した職人の手から生まれる「本物」をご堪能ください。
ホースハイドコレクションでは、美しい艶の中に見えるナチュラルな表情が、まるで広大な地を駆ける馬の姿を想起させます。
巧みなエイジングの仕掛けも、何ともカッコよく、楽しい。
壮大な時間の流れと息吹が感じられる逸品です。
ホースバットとは、線維密度の高く希少な馬尻部の革を指します。
INCEPTIONの本シリーズで使用しているのは、作り手が惚れ込んだイタリア産のホースバット。
1896年創業の歴史のあるイタリアトスカーナのタンナー「GUIDI社」のフルベジタブルタンニンレザーです。
表面の処理は緻密で厚さのある革と感じさせない上質感があり、長年、使い込むほどホースバット特有の繊細な艶感になります。しっとりとした手触りと厚みを残した仕上がり。内側までこだわりのオールレザーです。
「茶芯」が生む、なんとも味のあるコントラスト
使い込まれることによって擦れなどで徐々に表面の顔料が剥がれ、中の下地部分が顔を出してきます。下地は芯までモカに染められているため、なんとも渋い表情に。
この状態は「茶芯」と呼ばれ、多くのヴィンテージ愛好家に親しまれています。
ホースバットシリーズでは予めそのコントラストを楽しめるようコバが仕上げられています。