富有柿(ふゆがき)のご紹介
絶品の甘柿といえばこれ
生産量日本一の
美味しさが光る品種!
富有柿は岐阜県で誕生した完全甘柿です。居倉御所(いくらごしょ)と呼ばれる、食味が優れた柿の枝を、1884年(明治17年)に接ぎ木して育ったものが富有の始まりと言われています。果実は丸に近い四角で、果皮はすべすべしていて光沢があります。富有柿は11月から12月上旬頃に多く出回り、生産量は日本一です。日本の各地で栽培されていて、産地によって微妙に色や形に違いがあります。いずれも果肉は緻密でとろけるような柔らかさと甘味があり、果汁が多いのが特徴です。
アレンジ次第でもっと楽しく
富有柿の美味しい食べ方
飽きのこない甘さが人気の富有柿は、やはり生で食べるのが一番オススメです。パリッとした歯触りのある食感がお好みなら、外側が硬いうちにお召し上がりください。少し熟させると、柔らかみが増して、トロッと濃厚な甘さの柿になります。果汁たっぷりが感じられるのも、熟した柿ならではです。どちらも美味しい食べ方なので、いろんなタイミングでお召し上がりいただき、好みの食べどきを見つけるのも楽しみ方の一つです。生で食べる以外にも、スライスしてお菓子作りに使用したり、お野菜と和えたりしても富有柿のもつ天然の濃厚な甘さを活かすことができてオススメです。
ただおいしいだけじゃない
柿に含まれる栄養と効能
柿には、効果が期待される栄養成分が多く含まれています。美肌作りや風邪予防に欠かせないビタミンCの量は、日本人がよく食べる果物の中でトップクラスです。抗酸化・発がん抑制作用が期待されるβカロテン・βクリプトキサンチンのほか、渋み成分であるタンニンにはアルコールを分解する作用があり、利尿作用のあるカリウムとの相乗効果で、二日酔いにも効果があると言われています。美味しくて栄養成分も豊富な旬の柿をお楽しみください。