越中米騒動 12年 700ml 米焼酎 北陸発酵工業 富山県 滑川市

<越中米騒動 12年とは>

 12年貯蔵酒の越中米騒動は、酒齢12年以上を経たライススピリッツを、さらにシェリー樽で再貯蔵し、備長炭(高温製法)竹炭で濾過をして仕上げたものです。
 割水には立山山麓の伏流水を使用して、米の旨味がたっぷり詰まった米焼酎です。

 平成10年7月23日に魚津市大町海岸の旧十二銀行倉庫前 で記念碑「米騒動発祥の地」の除幕式がありました。 そのとき、除幕式の式場に一緒に飾ってあったのが焼酎の「越中米騒動」。
 北陸発酵工業の二塚一郎社長の命名によるこの焼酎はその名の通り、米を原料にした焼酎で、クセがなくスッキリした中にコクがあり、ロック、ストレート、お湯割はもちろん、ミックスドリンクなど自由な飲み方ができます。
 二塚社長は「一部に米騒動というと印象が悪いと思っておられる方もあるようですが、ふるさとの歴史を大事にする意味でも、名づけて よかった」と自信満々です。

ご贈答品やお中元に最適な品です。
<越中米騒動とは>

 1918年(大正7年)7月23日、魚津の猟師町のおかみさんたちが集まり、越中米の北海道行きを阻むために十二銀行の米蔵から米を積み出して蒸気船に運ぶ作業を阻止しました。
滑川、水橋、岩瀬だけでなく全国に飛火し、当時の寺内内閣は総辞職。 大正デモクラシーの運動に大きな弾みをつけた。

 大正7年(1918年)魚津で起きた「米騒動」が、2018年には100年を迎えることから、これを記念した「米騒動100年」のドキュメンタリー映画「百年の蔵」(神央監督 ヴィジュアルフォークロア)の制作が平成28年からスタートしました。
 米騒動の歴史を語り継ごうと魚津で活動を続けるNPO法人「米蔵の会」のメンバーや地元企業の経営者らが組織する『「百年の蔵」製作委員会』が中心になって取り組んでいます。
 米騒動の歴史的な背景を知ろうと地元の高校生たちが100年前の魚津を調べ歩く姿を追うドキュメンタリーで、魚津工業高校・桜井高校・新川高校の生徒がキャストとして出演しています。7/23と8/1には、完成記念上映会が新川文化ホールで行われました。
 2019年8月14日に新川文化ホールにて、再上映されます。  1回目14:00〜、2回目18:00〜
 2019年7月13日(土)から19日(金)まで、第七藝術劇場(大阪市淀川区十三本町1-7-27 サンボードシティ5F、午前10:20〜(1日1回上映)
 2020年3月8日(日)14:00から高岡市の富山銀行新本店ビルBOTホール(入場料1000円、大学生以下無料)

<滑川の地焼酎の蔵元 北陸醗酵工業>

 蒸留酒、リキュールなどを製造する北陸醗酵工業(株)は、創業70年を超える老舗企業です。 蒸留を繰り返す製法で造る甲類焼酎が専門ですが、地ビール、ドラフトエールも製造しています。

 麦や芋といった原料の風味が残る焼酎乙類と違って、クセがないのが特徴で、サワーや果実酒などいろいろな楽しみ方が出来ます。 工場では原酒を早月川の伏流水で加水処理し濾過しています。

 焼酎は全部で6銘柄、「越中米騒動」「早月川」「立山の埋蔵金」など 商品のネーミングには、どれも地元愛があふれています。