住吉(樽平)は「地酒」です。
「地元の米で、地元の水で、地元で手造りで寒仕込み、地元の人間で醸し、
地元の人にも多く飲んでいただく...」が基本です。■住吉+7特別純米酒(銀)の特質○蔵元 山形県 樽平酒造(株)
○味わい 長熟香があり、上品で飲み飽きしない軽快さ、豊かな味わいと喉ごしの良さが味わえます。○甘辛 住吉「すみよし」特別純米酒(銀) は日本酒度+7の辛口酒です。
○米 山形県産米(国産)ササニシキを100%使用し、全国でも稀な純米酒です。(精米歩合60%)
○質 酒の良し悪しは、何と云っても、米と水の質の良さ、それに清浄な気候、風土によります。
住吉は全国でも稀な自醸酒100%手造りの酒です。
○色 米だけで醸されたモロミをそのまま搾ると、自然な色がついた酒になります。
「住吉+7特別純米酒」は活性炭濾過をしていませんのでうすい山吹色をしています。
○お召し上がり方 夏は冷やしてもよし、お燗は人肌程度で、
またそのまま常温でもおいしく召し上がれます。
○銘柄の由来 樽平は山形地方の方言で気持よく酒によった様子を
古来「たるへい」といったことから「樽平」と命名されました。 樽平酒造(株)のご案内
●住所:山形県東置賜郡川西町中小松2886番地
●創業:元禄年間(1695年頃)酒造業としての歴史は、300年強です。
なぜ「頃」なのかは酒蔵の生い立ちに起因します。酒蔵は、元々その地域の「地主」が小作料として納められた米のうち、
「余った米を使用」して「酒を造った」のが酒屋の始まりであります。
300年も前のことが、正確に記載されたものでも残っていれば別ですが、あまり残っていないのが正解で、
「頃」が適切ではないのでしょうか?
●事業内容:清酒(樽平、住吉、雪むかえ等)の製造、販売。 焼酎(粕取り焼酎、ダリア焼酎等)の製造、販売他。
●100%純米蔵:山田錦は兵庫県三田産ですが、それ以外の原料米は
全て山形県産米(亀の尾、美山錦、出羽燦々、コシヒカリ、ササニシキ、はえぬき)を使用。
特にコシヒカリ、ササニシキ、はえぬきは低農薬米を使用。
「安全」と「安心」を、伝統を守る「手つくり」の中に生かしています。全て純米酒です。吟醸酒も純米吟醸と純米大吟醸のみ。
●古からの「手つくり」にこだわる。
木製の甑(蒸し米をつくる容器)、麹は全量「麹蓋法」、木の暖気樽など、全て昔より伝わる木製道具を使用。
(通常ですと、酒の展示館などに歴史的遺産として、展示されています)手間のかかる製造法を今も踏襲しています。
●活性炭素濾過せず。
一切の炭素濾過をしておりません。ゆえに本来の「旨み」が生きるのです。
そしてより一層旨みを引き出すために「樽」に、一定期間詰めて、熟成させます。
すっきりした旨口の酒が、木香を装い、「山吹色」の芳醇な酒に仕上がります。
(木香をつけない商品も有ります。本品の「住吉+7特別純米酒(銀)」には木香はついていません。)伝統的製法を頑なに守り、米にこだわり、味にこだわる蔵元です。
地酒について 某地酒蔵のベテラン社員さんからの受け売りです。多くの蔵元さんが「××産の○○米を使用し...」と自慢げに表示しますが、
本来「地酒」とは
1、地元で取れた米を原料とし
2、地元の環境下で(水であり、気候であり)醸し
3、地元の人にそれなりの量を飲んでいただける酒だと思うのです。
他所の米で造った、地元の人は誰も飲まない様な酒を関東に持ち込んで
「地酒」と称して居る酒蔵の多さに疑問を感じます。
YK35(山田錦を35%まで磨き、協会9号系の酵母を使う)が鑑評会で
金賞を取れる確立が一番高いのですが、
どれも似たり寄ったりの味わいで
「金太郎飴」と評される所以であろうと思います。