どくだみは東アジア地域に広く生息する多年生草木で、日本でも全国各地で見ることができます。
6月頃に白い花をつけますが、花びらのように見えるのは、植物学的には花ではなく「ほう」と呼ばれるがくの部分で、先のほうに黄色で穂のように小さく咲いているものが花です。
どくだみ茶は古くから民間で使用されており、お茶としてだけでなく生葉をもんで塗るなど、日本では非常になじみ深い野草茶のひとつです。
太陽が力強く降り注ぐ宮崎県。自然豊かな霧島山のふもとで、山から流れてくる水と肥沃な土地で育ったどくだみは、大きく成長します。
マルシェ ピュアのどくだみは、山の中で自生しているどくだみを、ひとつひとつ手摘みで収穫しています。
また、自生しているどくだみだから、農薬は使用していません。
霧島山麓で自生しているどくだみを
手摘みしています
霧島山は、南九州の宮崎県と鹿児島県の県境にある連山の総称です。日本百名山や日本百景のひとつであり、日本で最初に国立公園に指定されるほどの大自然が残る、恵まれた環境。
また、霧島周辺は火山でできたシラス台地。そこに降り注いだ雨が長い年月をかけて濾過され、ミネラルが豊富に含まれている霧島源水の水。
マルシェ ピュアのどくだみは、その山麓の大地でと水で育ったどくだみを、手間暇かけておいしいどくだみ茶に仕上げています。
どくだみ茶に含まれるポリフェノールの一種である、葉に含まれるクエルシトリンと、花などに含まれるイソクエルシトリン。
これらの成分は、どくだみが花をつける5〜6月ごろが一番豊富に含まれており、当店のどくだみ茶はこの時期に収穫しているため、どくだみの葉・茎に加え、花も含まれています。
さらに、どくだみはカリウムが含まれているため、ハリ感が気になる方にもおすすめの健康茶です。
どくだみ特有の強い香りはデカノイルアセトアルデヒドと呼ばれる精油成分ですが、この成分はしっかりと乾燥することで、香りを抑えることができます。
当店のどくだみ茶は、しっかりと乾燥した後、さらに焙煎機で加熱しているため、どくだみの心地よい香りと一緒においしくお召し上がりいただけます。