デノン(Denon): 商品のブランド サイズ
高さ : 24.80 cm
横幅 : 44.60 cm
奥行 : 54.00 cm
重量 : 10.40 kg状態【中古品】 ※梱包時のサイズとなります。商品自体のサイズではございませんのでご注意ください。
Presented by Phile-web AV/オーディオ/ガジェット情報サイト『Phile-web(ファイル・ウェブ)』(http://www.phileweb.com)による商品レビュー。 Phile-web(ファイル・ウェブ) プロによる商品レビュー デノンHi-Fi機器の中核「1500」シリーズのSACDプレーヤー デノンのHi-Fiコンポーネントの中核ラインともいえる「1500」シリーズのSACDプレーヤー「DCD-1500RE」。本機には、前作SEでの達成を踏まえた上で、上位モデルであるDCD-1650REの開発成果が惜しみなく盛り込まれた。 試聴は、まずは同時発表のPMA-1500REとの組み合わせで行った。アルド・チッコリーニの弾くドビュッシー(CD)では、ライブ収録の現場の空気感まで生々しく再現された。細かな情報の拾い出しに優れたプレーヤーである。PMA-1500REとの組み合わせでは明るく力強い音質が前面に展開されるが、陰影やデリケートなニュアンスは上位モデルに譲る部分も見られた。 一方で、同じドビュッシーの前奏曲集をエマールが弾いたディスク(CD)では、PMA-1500REとDCD-1500REの組み合わせにより、低域のパワーと鮮鋭感が、重厚な音の土台を荘厳に現出させる。やや硬質でスケール感ある切れ味は、グランドピアノのリアルな存在感を表現しており、この点で価格を大きく超えている。 次に、PMA-1500REからアキュフェーズのプリメインアンプ「E-560」にアンプを変えてみた。意外にもDCD-1500REの音の特徴が支配的で、鮮鋭感主体の明るく力のある再生である。エマールのドビュッシーはアキュフェーズらしい倍音豊かな堂々とした音場が生まれるが、第1曲のドミナントでは低域がやや膨らむ感じもあった。ハイエンド機と組み合わせても見劣りしないDCD-1500REの実力を確認する一方、一緒に音作りをしたPMA-1500REとの純正組み合わせの魅力も改めて実感した。 カサンドラ・ウィルソンのジャズ・ヴォーカル(CD)では、E-560とのマッチングが非常に良好だった。ベースの量感、肉声の質感も向上し、DCD-1500REのポテンシャルが窺える。高級なアンプをお持ちの方にとっても、本機は要マークのSACD/CDプレーヤーといえる。 このレビューはPhile-web所収記事を短くまとめたものです。記事全文や写真は以下の元記事でご覧いただけます。 元記事URL:http://www.phileweb.com/review/article/201308/23/904.html 文:大橋伸太郎 執筆日:2013年8月23日