宝焼酎の焼酎づくりの起源は、江戸時代末期の1864年頃。京都・伏見で酒粕を原料とする粕取焼酎の製造に始まります。明治の終わりになると、連続式蒸留機で蒸留したアルコールに加水し、粕取焼酎をブレンドした焼酎「新式焼酎」が開発され、クセのない軽快な口当たり、まろやかな芳香は、それまでの焼酎の味わいとは全く異なり、「ハイカラ焼酎」と称され、人気は日増しに高まっていきました。
樽で貯蔵した熟成酒を3%ブレンドまろやかな口当たり芳醇な味わい