和食だけでなく幅広い料理とのペアリングが楽しめる酒
酔鯨酒造は、高知県高知市に本拠を置く酒蔵で1872年創業。高知市長浜にある「長浜蔵」と2018年に隣の土佐市に建てられた「土佐蔵」の2つの蔵で辛口の日本酒を造り続けています。
代表銘柄「酔鯨 純米吟醸」や「酔鯨 特別純米酒」をはじめ、そのすっきりとした飲み口と米の旨味を引き出した風味が特徴で、和食だけでなく幅広い料理とのペアリングが楽しめると全国の日本酒ファンに愛されています。
酔鯨酒造は、「土佐の鯨のように、雄大で味わい深い酒を」を理念のもと、品質にこだわった日本酒を造り続けています。
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試行錯誤から生まれた芳醇辛口の酒造り 1872年この地に酒造業を創業した酒蔵を継承し、1969年から「酔鯨酒造」として酒造りを営んできました。 「志高く、夢を持つ」創業当初、酔鯨酒造は酒造りの初心者集団でしたが、広島から土居教治氏を迎えたのを機に本格的に大吟醸造りに挑戦、今や世界進出に挑戦するまでになりました。 現在は、食中酒としての可能性を追求するだけでなく、ユニクロとのコラボレーションや海外のフランス料理店との提携など、構想を続けています。 地域に根差した伝統を守りながらも、新しい発想で日本酒の未来を切り開く酒蔵です。 |
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「米、水、人」をつなぐ想いと技術 酔鯨酒造の酒造りは、自家精米による玄米管理から始まります。 土佐蔵に導入された最新設備により、温度・湿度を徹底管理し、発酵環境を仕込みは少量生産に、こだわりもろみの管理を熱心に行っています。 水には、高知市土佐山の「平成の名水百選」に選ばれた軟水使用。 2018年からは自社での米造りに取り組んでおり、高知県の酒造好適米である「吟の夢」を中心に生産を行い年々規模を拡大中です。 そのほかにも食品安全規格ISO22000の取得するなど、蔵人たちの技術と熱意、品質への誠実な姿勢が融合し、すっきりとした酸味と深い旨味を持つ酒を守っています。 |
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日本酒の未来「和醸良酒」の精神を世界へ 太平洋と四国山脈に囲まれた高知県は、暖かく湿潤な気候と清らかな水に恵まれた地域です。 酒造りには、軟水の水質と高知の高い気温が絶妙に作用し、すっきりとした飲み口とキレのある後味が特徴の芳醇辛口の酒が誕生します。 酔鯨酒造の日本酒は、魚介類を中心とした和食との相性が抜群で、高知特有の皿鉢料理のような豪快な郷土料理ともよく合います。 「一杯の酒が生む幸せなひととき」を多くの皆様にお届けすることを目指している酔鯨酒造は、現代の食文化に合う酒造りにも積極的に挑戦し続けています。 その結果、全米の品評会で数々の賞を受賞歴史を誇り、海外でも高い評価を受けています。 |
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Junmai Dai Ginjo Tora 酔鯨(すいげい) 純米大吟醸 寅 純米大吟醸酒 |
酒造好適米のルーツと呼ばれ、江戸時代から岡山県で栽培される「雄町」。 通常の稲よりその丈が高い事などから栽培が難しく、さらには酒の仕込自体も困難であると言われていますが、醸されたお酒には「雄町」だけが持つ個性的な味わいが備わります。 その「雄町」を酔鯨が伝統とする「食中酒」としての製法で特別な純米大吟醸に仕上げました。 |
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酔鯨独自製法によるエッジの効いた「酸味」と「雄町」由来の濃醇さがもたらす「優しい後口」が特徴です。 また純米大吟醸が兼ね備える上品さから、様々なお料理とも相性が良く、ローストビーフなどの旨味のある肉料理ともお楽しみ頂けます。 |
生産者 | 酔鯨酒造 |
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生産地 | 高知県高知市 |
特定名称 | 純米大吟醸酒 |
日本酒度 | ±0 |
酸度 | 1.5 |
原材料 | 米、米麹 |
内容量 | 720ml |
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度数 | 15.00度 |
原料米 | 備前雄町(岡山県) |
精米歩合 | 50% |
酵母 | − |
呑み方 | 冷やして、やや冷やして |