京都初のワイナリー、丹波ワイン。
京都丹波で、京都の食文化に根ざしたワインを1979年から造り続けています。
1979年に創業者の黒井哲夫により、「京都の食文化に合うワインを創る」という熱い想いを持ってスタ−トし、その想いは通じ、1984年以来、6年連続でモンデセレクション金賞を受賞しました。
ワイナリーは、美しい山と水があり、大地の恵み豊かな京都府京丹波町の里山にあります。
丹波ワインは、ワインを通じて京丹波町の風土と日本の食文化を伝えていきます。
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48種類の葡萄品種 栽培している葡萄の品種は48種類。創業当時から試行錯誤、試験栽培を重ねた結果、今では西日本最多の品種栽培ワイナリーとなりました。 しかし、実際にワインまで仕上げているのはわずか10種類程度で、大半がこれからの将来に向けての試験栽培品種です。 葡萄は接ぎ木で増やしていきますが、台木と穂木の相性やクローンの違いによる生育状況を見極めていきます。 通常、苗木は購入されるワイナリーや生産者が多いですが、丹波ワインでは全て自社で苗木を作っています。 |
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葡萄ごとに最適な畑へ 畑はエリアごとに分けてそれぞれ最適な品種を植え付け管理しています。 緩やかな稜線を描き出す平林地区にはカベルネ・ソーヴィニヨンやメルロー、ピノ・ノワールなど主に赤ワイン用品種を、ワイナリーに併設する鳥居野地区にはピノ・ブランと遅摘みのセミヨン、なだらかな斜面の千原地区にはタナを、野球場を見渡せる向上野地区にはサンジョベーゼ、シャルドネを主に栽培しています。 「最適な品種を最適の場所に」という葡萄栽培の基本にしたがい、上質な果実を実らせ、個性に富んだ葡萄を生み出しています。 |
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自然循環型の草生栽培 葡萄畑は除草剤を一切使わない草生栽培を行っています。 色づき(ヴェレゾン)や果実の肥大期に栄養分が必要になるタイミングに、草木を刈り取り土に混ぜ込み有機肥料として活用しています。また葡萄を搾汁したあとの皮や種はすべて有機肥料として土に還元。自然循環農法を実践しています。 すべて垣根仕立て、これは草刈りやトラクターなどが作業しやすく、また日光を直接房に当てることにより特に赤ワイン用品種はアントシアニンの生成を促し、着色を助けます。 |
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和食に寄り添うワインへ 醸造上の特徴として、微妙な味わいの多い京料理などの和食にあわせるために、できる限り雑味の少ないワインが造られています。 個性の強い品種をより濃く醸造するのではなく、料理とのバランスを考え、またワイン単体でのバランスも考え、葡萄のポテンシャルを十分に(最大限に)引き出すようなワイン造りがされています。 ワイナリーセラーの壁は4重構造になっており、夏場でも20-25℃に保たれるようになっています。外の暑さがまるで嘘のようで、冬は逆に20℃なのでほんのり暖かさを感じます。 白ワインで半年程度、赤ワインで12-24ヶ月程度の樽熟成を行い、瓶詰め後更に瓶熟成を経てようやくリリースされます。 |
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TEGUMI WHITE 京都丹波ワイン てぐみ 白 |
京都丹波ワイン てぐみ 白は、国産ぶどうを用い、酸化防止剤を一切使用せず濾過もせず、生詰めで作りました。 ぶどう本来の複雑味や果実味、酵母の香りが豊かで、ほんのり濁り、炭酸ガスを感じる蔵からの酌み出しワインです。 発酵終了直前のワインを瓶詰めし、瓶の中で発酵を継続させることで、酵母が生み出した炭酸ガスがワインに溶け込んだ発泡ワインです。 瓶内二次発酵ワインのようにデゴルジュマン(澱引き)をしていない無濾過のため、ぶどう由来の澱が残り、そのにごりが独特の風味を醸し出します。 |
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ぶどう本来の複雑味や果実味、酵母の香りが豊かで、ほんのり濁り、炭酸ガスを感じる蔵からの酌み出しワインです。 色調はほんのりピンクとイエローの印象がありクリアー。 粘度は軽めの微発泡ワイン。 デラウエアらしい葡萄そのものの香りに白桃やリンゴや柑橘系などの果実香がたっぷりで、微かに香るミントやセルフィーユのハーブ香がすがすがしい酸味を表現しています。 アタックに発泡の「シュワシュワ」が心地よい印象を与える。 香りから想像していた甘口ワインを覆され爽やかな酸味が口中に広がります。 微かな苦味も心地良く、軽くて飲み易い辛口ワイン。 |
生産者 | 丹波ワイン |
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生産地 | 日本/山梨、山形、香川 |
品 種 | デラウェア |
テイスト | 辛口 |
タイプ | 泡/白 / ミディアムボディ |
内容量 | 750ml |
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提供温度 | 6-8℃ |
合うお料理 | 銀鮭とキノコのホイル包み焼き、シェーブルチーズとリンゴのサラダ、カブラのマリネ |