1916年創業、喜界島で最古の歴史と伝統を誇る蔵元「朝日酒造」
太平洋と東シナ海の洋上に浮かぶ奄美諸島の北東に位置する喜界島で、1916年創業の最古の歴史と伝統を誇る、黒糖焼酎の蔵元、朝日酒造。
初代・喜禎康二の妻が沖縄にて泡盛造りを習い、杜氏となり「喜禎康二商店」として開業したのが始まりです。
奄美郡島の中でも朝日がどこよりも早く昇ることで知られるその島にふさわしく「陽出る國の酒」というテーマで代表銘柄「朝日」を造り、エメラルドに輝くサンゴ礁の海や石垣が残るその美しい喜界島の自然環境の中で、個性ある風味豊かな黒糖焼酎を造っています。
そして100年以上たった今も、奄美の焼酎の美味しさを人々に伝えるべく、情熱を持って焼酎造りに励んでいます。
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有機JAS認証を取得した自社によるサトウキビ栽培 黒糖焼酎をもっとおいしく、もっと安心して楽しんでもらう為に朝日酒造では1999年から有機農法によるサトウキビ栽培を開始しています。 畑の手入れや植え付け、収穫など、すべてを社員たちで行うのは手間も時間もかかりますが、だからこそ胸を張って「安心・安全・上質」といえる黒糖を生産しています。 サトウキビは手間をかけて収穫した後、自社の製糖工場ですぐに黒糖にして焼酎造りに使用されます。 有機JAS認証を取得したサトウキビからつくる稀少な黒糖は、まるで黒いダイヤ。現在はまだすべての焼酎の原料にはできていませんが、100%喜界島産原料での黒糖焼酎の誕生に向けて、力を注いでいます。 |
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喜界島産原料100%を目指してスタートした米づくり 朝日酒造では「すべての原料が喜界島産の焼酎を」という想いから、2010年には自社による米づくりをスタート。 隆起珊瑚礁でできた喜界島はとても水はけがよく、水田での米づくりには向かないため、喜界島の風土に合った米栽培の方法として、陸稲という畑での栽培を行っています。 畑の様子や稲の具合を観察して、できあがった米を食べたり、焼酎原料に使用するなど、日々研究を重ねています。 まだ栽培量は少ないものの、2017年の焼酎製造から自社で栽培した米を一部使用していく計画を進めています。 |
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厳選した原料と丁寧な造りが生み出す喜界島の味わい 朝日酒造の黒糖焼酎は、原料の加工からびん詰めまで全工程を喜界島で、喜界島に生きる人々の手で行っています。 厳選された原料を使用して、喜界島特有のサンゴ礁の石灰岩層の地盤地下深くから汲み上げたミネラル分豊かな硬水で造られます。 黒糖の風味を損なわず活かすために、沸騰させずに低温でゆっくりと黒糖を溶かしてその風味を余すことなく焼酎に封じ込めています。 伝統的な常圧蒸留が生む焼酎の原酒は、一年以上の熟成を経て、軟水化させた割り水で柔らかくスッキリとした飲み口に仕上げられます。 朝日酒造では「喜界島そのものの味をお届けしたい」という熱い想いを秘め、日々黒糖焼酎造りに邁進しています。 |
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安心・安全な食べ物と持続可能な生産の仕組み作り 喜界島で100年以上黒糖焼酎を造りつづけてきた朝日酒造。 「自分たちが愛する自然と暮らしを、これからの100年にもつないでいきたい」との思いから、喜界島の自然とものづくりを守る活動をつづけています。 朝日酒造が取り組んでいるオーガニック・アイランド・プロジェクトは、喜界島の企業を中心とした安心・安全でおいしい食への取組みです。 安心・安全な食べ物と、それをずっと作っていける持続可能な仕組み作り。作る人と買う人がつながり地域が発展していくために、有機農法や特産品の加工・販売・卸など、幅広くチャレンジしています。 |
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飛乃流 朝日 25度 |
奄美を代表する黒糖焼酎の蔵元・朝日酒造の四代目「喜禎浩之氏」が杜氏として仕込む、黒糖焼酎の可能性と革新的な味わいを追求・表現した黒糖焼酎「飛乃流 朝日」。 第一作「壱乃醸」とは異なる酵母、米麹に国産米と白麹を用い、良質の黒糖と国産米を原料に、長期低温もろみで仕込み、壱乃醸のスッキリした甘さとは対照的な柔らかい甘さを表現する味わいに仕上げてます。 |
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立ち香には、穏やかで柔らかいラム酒のような香りが感じられ、柔らかく幅があり、優しい甘味が口中でゆっくりと広がって消えていく上品で美味しい味わいです。 黒糖焼酎を飲み始めたばかりの方やこれから挑戦したいという方にもお薦めです。 黒糖焼酎のふくよかな旨味、香り、美味しさが感じられる一本に仕上がっています。 |
生産者 | 朝日酒造 |
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生産地 | 鹿児島県大島郡 |
原材料 | 黒糖・米麹(国産米・白麹) |
呑み方 | 冷やして・ロック・湯割り |
内容量 | 720ml |
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度数 | 25.00度 |