“一刻者(いっこもん) ”とは、南九州の話し言葉で頑固者のこと。一刻者は、造り手が “芋だけでつくるおいしさ” に頑固なまでにこだわり続ける芋100%の本格芋焼酎です。
芋焼酎の多くは麹に米麹を使用するのが当たり前ですが、一刻者では芋から造られた芋麹を使用し、全てが芋からできた香り高い焼酎です。
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それまで芋原料100%の焼酎製造には、大きな問題がありました。 芋麹は米麹と比べてデンプンの分解力などが低く、焼酎の香りが単調になったり、時には酸臭がついた製品ができてしまいがちだったのです。 研究を重ね、6年という長い年月を費やして、ようやく焼酎造りに適した良質な芋麹で仕込んだ芋焼酎ができ上がりました。 麹まで芋にしたことで、芋が本来持つ華やかな香りが際立ち、非常に上品ですっきりとした味わいに仕上がったのです。 これが造り手の想像を超えた、全量芋焼酎「一刻者」誕生の瞬間でした。 |
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一刻者が造られる宮崎・日向 黒壁蔵は夏はさんさんと降り注ぐ日差しで暑くなりますが、冬は冷え込む日が意外と多い場所。 一刻者の「熟成」を研究したところ、芋麹仕込だからこそ生まれる上品な風味を保ちながら熟成させるには蒸留後の温度変化をできるだけ作らず、一定の温度帯で貯蔵することが重要なことだと分かりました。 「一刻者にとって最も良い環境で、じっくりと熟成を進めたい。」という造り手の頑固な想いは温度変化が起きにくい構造を持つ「石蔵」に貯蔵するという答えを導き出しました。そして2019年9月、一棟の石蔵が完成し、理想の一刻者が生まれたのです。 |
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全量芋焼酎 一刻者は、まずはロックでお試しいただくことをおすすめします。 一刻者の持つ、純粋な芋だけのほんのり甘く上品な香りと、芋本来の旨さをそのまま味わうことができます。 水割りにすれば、一刻者の個性である芋100%の旨さを引き立たせながら、すっきりとまとまりの良い味わいが愉しめます。初めての方にもおすすめできる飲み方です。 芋本来の甘い香りを愉しみたいのであれば、お湯割りがおすすめ。寒い季節には身も心も暖まる定番の飲み方です。 炭酸水で割ると華やかな香りが広がり、さわやかな爽快感が味わえます。味わい深くすっきりするので、あらゆる食事に相性がよい飲み方です。 |
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いっこもん 25度 |
宝酒造 全量芋焼酎 一刻者 石蔵甕貯蔵は、鹿児島県さつま町にある小牧醸造の石蔵で、じっくりと甕貯蔵した“芋100%”の全量芋焼酎。 小牧醸造の創業は明治42年。その歴史を伝える石蔵でじっくりと甕貯蔵しました。芋本来の甘い香りと、よりまろやかで上品な味わいが楽しめる、数量限定の一刻者です。 |
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「一刻者」を石蔵でじっくりと甕貯蔵。芋本来の甘い香りと、上品でまろやかな味わい、なめらかな口あたりが楽しめる芋焼酎です。 |
生産者 | 宝酒造 |
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生産地 | 日本/鹿児島県 |
原材料 | いも、芋麹 |
内容量 | 720ml |
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度数 | 25.00度 |