日本酒 地酒 高知 濱川商店(浜川) 美丈夫 麗 吟醸酒 720ml










高知の高品質な酒造りの先駆けとなった小さな蔵
創業明治37年、高知県東部のかつて木材の集積地として栄えていた安芸郡田安町に蔵を構える濱川商店。先代が、この土地のやわらかな水を活かして酒を造ったのが「美丈夫」の始まりです。
1978年に五代目浜川尚明氏が家業を継承すべく帰郷。蔵に戻る前に得た数々の有名な蔵元との出会いやそこから得たノウハウを活かし、生産石数が1,000に満たない小さな蔵ですが小仕込みによる徹底した品質管理で、高知県の中ではいち早く純米酒づくりに取り組み良質な酒造りを追求するようになりました。
そうして誕生したのが「美丈夫」です。鰹を代表に黒潮からやってくる血合いの多い魚と好相性で、キレが良く飲み飽きしない酒として多くの人々に愛され、高知を代表的する銘柄として知られています。


最高の日本酒を造るために追求し続ける良質な米
「最高の米で最高の日本酒を造りたい」という思いから美丈夫が厳選したのは、酒米の最高峰である兵庫県産山田錦。
日本酒のすばらしさを多くの人に伝えたいとの願いから、その中でも東条の特A地区指定の田んぼで収穫された酒米にこだわっています。
同時に日本酒のテロワールといった視点から、地元高知県で契約栽培される吟の夢、愛媛県の松山三井など、それぞれの米の特性を生かした醸造にも力を注いでいます。
美丈夫を醸す蔵として目指すのは「旨い酒を造る」という唯ひとつのこと。そのために米を探し、造りを模索し、日々酒造りに邁進し続けています。


美丈夫が生まれるのに欠かせない超軟水の伏流水
日本酒ほど水の影響を受ける酒はありません。
酒を醸す微生物たちが存分にその生命力を発揮するのも、米がその個性を開花するのも銘水があってこそのこと。
美丈夫のベースとなる仕込み水には、高知県の県木・魚梁瀬(やなせ)杉のふるさと魚梁瀬地区甚吉森を源とする奈半利川の超軟水の伏流水を使用しています。
軟水による酒造りは、発酵がゆっくりと進み、きめ細やかな淡麗な酒が造りやすいと言われており、「美丈夫」の辛さの中にも甘みが感じられ、アタックの心地よさと中間の膨らみ、後切れの良い特徴を引き出しています。


美丈夫を生み出す銘杜氏の酒造りへの思い
濱川商店を代表する銘柄「美丈夫」の酒造りを担う杜氏をつとめるのは小原昭(おはら・あきら)氏。
小原氏は「酒造りに携わってひしひしと感じるのは、仕込み水の重要性です。美丈夫の酒造りの一番の特徴は、この仕込み水が国内屈指の超軟水であることです。
超軟水から生まれる酒は言うなれば、飲むが易し造るは難し。扱いが難しくも、美丈夫の清らかな個性を形づくります。この地が育む仕込み水の短所を補い、長所を伸ばして行くことが、これからの美丈夫の酒造りに大切です」と語っています。





毎日でも飲みたくなる
酒呑みには堪らない土佐吟醸


美丈夫 麗 吟醸
“気軽に吟醸酒を飲んで頂きたい”とのコンセプトで造られた、松山三井を55%精白し醸す吟醸酒「美丈夫 麗 吟醸」。
キレ・香り・バランスの良さの三拍子揃った淡麗辛口でフレッシュ感溢れる一品です。
派手すぎず落ち着きのある吟醸香で、さっぱりとした口当たりで軽やかな飲み口です。
控えめな香りと旨味がバランスが良くふくらみ、軽快な酸がすっきりとした後味に締め、爽やかなのど越しと余韻に繋がります。

透明感のある辛口で、普段日本酒を飲みなれていない方から、食中酒に合うキレの良い味わいの酒をお求めの方におすすめの吟醸酒です。コンセプト通りに仕上がった土佐の「美丈夫」のキレの良さをご堪能ください。

商品仕様・スペック
生産者濱川商店
生産地高知県安芸郡
特定名称吟醸酒
日本酒度+5
酸度1.5
原材料米、米麹、醸造アルコール
精米歩合55%
酵母KA-1、CEL-19
内容量720ml
度数15.00度


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