手づくりにこだわる
1920年代当時、ローマイヤーの製法においては、当時あまり価値の高くなかった豚ロース肉を牛腸に詰めて糸を手巻きして体裁を整え製品に仕立てていました。ヤギシタハムは、その歴史的な手づくりの伝統製法を現代までも引き継ぎ、手間隙惜しまず1本1本包み、綿糸で縛っています。こうした手作業が、昔ながらの本物のハムの美味しさを造りだします。包丁で肉を解体・成形し、手作業で塩を擦り込み、10日間程度じっくりと熟成をさせます。仕上げの燻煙も、半日かけてじっくりさせます。そうすることで、炭の遠赤外線で肉に火が入り、美味しくなります。1つの製品が出来上がるまで、実に10日間。ヤギシタハムの美味しさを作るのは、素材であり時間であり…、そして心と愛情を込めた手作業なのです。 |
ヤギシタ独自の「塩漬熟成法」とは?
工場長からのメッセージ 「おいしい!」お客様のこの一言を聞きたいから、私たちはハムやソーセージづくりに一生懸命取り組んでいます。素材を選び抜き、伝統の技や清潔な設備にこだわり、毎日毎日が真剣勝負です。そして、伝統の味を追求するため、一切の妥協をしません。 |
健康への配慮にこだわる
「卵」を使用していません。現在流通しているハム・ソーセージやハンバーグなどの食肉製品の多くは、増量のためやつなぎとして、製造過程で卵を使用しています。また、牛乳、卵、植物から作った「異種たんぱく」や「たん白加水分解物」を入れ加水増量したハムやベーコンなども日本には多くあります。これらは、より廉価な製品を供給すると言う意味で貢献していますが、アトピーや食物アレルギーなどの原因になりやすいとも言われています。ヤギシタのハムは、卵を不使用ですから、アレルギーをお持ちのお子様にも安心して食べていただけます。 |
現在、流通する加工食品の多くに食品添加物が使用されています。いずれも、長持ちさせるためや彩りを良くするためのものですが、多用しすぎると、食品がもつ本来の味を損なうことになりかねません。また、基準値を下回ったとしても、健康への配慮も見逃すことはできません。ヤギシタハムでは、創業当時から受け継ぐ伝統的な製法にこだわり、製造にじっくり時間をかける製法です。 短時間で安く大量に生産するのではなく、添加物を極力最小限にとどめ、誰もが安心して食べられる、美味しいハムを皆様にお届けする。という事を大切に考えたハム造りに徹しています。 ※ヤギシタハムは、添加物を最小限におさえて製造しているため、市販の商品に比べて日持ちしません。賞味期限は開封前の期限となっていますので、美味しいうちにお早めにお召し上がりください。 |
昔、冷蔵庫が一般家庭に普及する以前は保存性を良くするために塩味が強く製造されていましたが、最近は保存環境の向上から塩は少なめ、そして健康志向の高まりからも「減塩」が好まれているようです。ヤギシタハムも、健康を第一に考え、塩分控えめ。クセのない脂身とちょうどよい塩加減が好評です。 更に、ヤギシタハムでは、長崎県の五島列島・平戸の天然塩を使用しています。塩に含まれる天然のミネラルとニガリ成分が浸透し、肉そのものの旨味を引きだす事で、味わい深くまろやかな風味をお楽しみいただけます。 |
ハム製造工程
「素材肉をさばく」 国産豚肉のロースを吟味して丁寧にさばきます。 | 「ハムの形に生成」 ハムの形に生成した後、手作業で塩をすり込みじっくり熟成させます。 | 「燻煙」 桜のチップでじっくり燻煙すると熟成が進み風味が増します。 | 「スライス」 自動量産方式の機械を使用せず、手動スライサーで丁寧にスライスし包装します。 |
お客様の声
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