「発達障害」とされる外国人の子どもたち――フィリピンから来日したきょうだいをめぐる、10人の大人たちの語り

外国から来たその子、本当に「発達障害」ですか 本格的な「移民時代」を迎えた日本の、外国人支援政策の陥穽を問う いま教育現場では、日本語がわからない外国ルーツの子どもが「発達障害」と診断され、特別支援学級に編入されるケースが増えている。 本書では、この問題のメカニズムと背景を、フィリピンから来た2人のきょうだいにかかわった保護者や教員ら計10人に対するインタビュー調査を通して探る。 外国人の子どもたちが「発達障害」とされる過程を詳細に明らかにし、現代の日本社会の実像を考察したこれまでに類のない一冊である。 ――その支援、子どもにとって幸せですか 目次 序章 外国人児童の「発達障害」に目を向ける 第1章 日本の外国人児童と「発達障害」の児童 第2章 これまでの外国人児童の「発達障害」 第3章 インタビューの詳細 第4章 カズキくんとケイタくんの7つの場面 第5章 外国人児童が「発達障害」になる過程 第6章 「心理学化」で見えなくなるもの 終章 外国人児童の「発達障害」に見る日本社会