Charlie Miller師の演技で有名な作品を、ロングサイズの魔法の杖(ウォンド)(長さ420 mm・太さ12 mmのオールプラスチック製)を使用することでより演じやすくしました。まず、1本のロープ(長さ約1m)とウォンドをお客様によく調べてもらいます。そして、お客様から指輪を借りてロープに通し、ロープの中程に固く結び付けてしまいます。ロープの両端を2人のお客様にしっかり持ってもらい、結び付けた指輪を握ります。お客様にはもう片方の手でウォンドの両端もしっかり持ってもらいます。そこで、お客様にロープの両端を強く引いてもらい、それに合わせて指輪を握った手を放します。すると、ロープに結び付けられていたはずの指輪が、なんとウォンドに通ってしまっているのです。指輪はロープからウォンドに飛び移ってしまいました。説明書には、演技の最後にロープに結び目が残る方法と、結び目も消えてしまう方法を掲載しています。マジック愛好家の皆様の研究材料としても格好のトリックです。(ロープの色は製品によって異なります。指輪は各自ご用意ください。)