マジシャンは、3枚の異なった色の大型スカーフを1枚ずつ改めてよく見せます。もちろんスカーフには何も怪しいところはありません。ところが、その3枚のスカーフの束から、直径30cm以上、高さ40cmほどの大きな円形の鳥篭が出現します。鳥篭は40本近い支柱に各種のスプリングを組み合わせて作られた精巧なものです。畳むと直径8cm弱の棒状になってしまい、上には取っ手のリングが付いています。また、中に生きた小鳥(カナリヤ、インコ等)を入れた状態で出現させることもできます。これなら、どんな大きなステージでも十分演じられますし、 しかもやさしくて強烈なインパクトがありますから、観客の目に焼き付くようなプロダクションマジックとなることでしょう。用具は特製の鳥篭に3枚の大型スカーフ(約60cm角)、それに特製ギミックのオール一式セットです。スカーフを使ったマジックのクライマックスに…、そしてオープニングに演じても最高に盛り上がるトリックです。