[屈折式]対物レンズで集めた光を直接接眼レンズで拡大して見る形式。光路が単純なだけにコントラストも良く、視界全体に落ち着いた良像を結びます。メンテナンスも簡単で、初心者にも違和感がありません。[反射式]反射鏡を使って集光し、さらに斜鏡で光路を90度曲げて接眼レンズで拡大して観測するタイプ。色収差がなく、視界中心部は極めてシャープな像が得られます。ベストコンディションを保つためには定期的なメインテナンスが必要になります。[カセグレン方式]屈折式と反射式の要素を組み合わせた望遠鏡です。鏡筒を短くできるので、大口径望遠鏡もコンパクトに作ることができ、野外での機動性が良好です。見かけより焦点距離がはるかに長いため高倍率での観測にも向きます。