友だちのこまったがわかる絵本 みんなちがってみんないい
授業中じっとすわっていられなかったり、本や教科書を読むのが苦手だったり、いつも同じ服を着ていたり……。 そんな友だち、実はとても困っているのでは 友だちの「困った」はどうしたらいいんだろう 発達障害のある子との接し方を考える絵本。 この本では、「あれ?」「どうして?」と思う行動を友だちがしたときに、子どもたち自身が、その友だちの思いや気持ちを考えられるヒントになることを、教室、体育館、校庭や登下校中といったシチュエーション別に示します。 友だちの困ったに気づくと、実は自分の困ったに気づけることもあります。 人それぞれの発達の“ちがい”や“個性”を理解し、いろいろな人といっしょに生きていく多様性のある社会について考える一冊です。 監修は神戸大学大学院人間発達環境学研究科准教授で、臨床発達心理士の赤木和重先生。 専門は発達心理学、インクルーシブ教育で、発達障害のある子どもたちの発達的理解を重視して研究を行っています。 問題行動をどうなくすかという視点ではなく、問題行動をとらざるをえない子どもの理屈、問題行動の先にある子どもの姿を大事にして研究を進めています。