20mシャトルラン用CD TK-11455
20mシャトルランを実施する際のテンポなどを収録したCDです。
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20mシャトルラン(往復持久走)
1. 準備
- 20mシャトルラン用CD。CD再生用プレーヤー。20m間隔の2本の平行線。ポール4本を平行線の両端に立てる。
2. 方法
- プレーヤーによりCD再生を開始する。
- 一方の線上に立ち、テストの開始を告げる5秒間のカウントダウンの後の電子音によりスタートする。
- 一定の間隔で1音ずつ電子音が鳴る。電子音が次に鳴るまでに20m先の線に達し、足が線を越えるか、触れたら、その場で向きを変える。この動作を繰り返す。電子音の前に線に達してしまった場合は、向きを変え、電子音を待ち、電子音が鳴った後に走り始める。
- CDによって設定された電子音の間隔は、初めはゆっくりであるが、約1分ごとに電子音の間隔は短くなる。すなわち、走速度は約1分ごとに増加していくので、できる限り電子音の間隔についていくようにする。
- CDによって設定された速度を維持できなくなり走るのをやめたとき、または、2回続けてどちらかの足で線を触れることができなくなったときに、テストを終了する。なお、電子音からの遅れが1回の場合、次の電子音に間に合い、遅れを解消できれば、テストを継続することができる。
3. 記録
- テスト終了時(電子音についていけなくなった直前)の折り返しの総回数を記録とする。ただし、2回続けてどちらかの足で線に触れることができなかったときは、最後に触れることができた折り返しの総回数を記録とする。
- 折り返しの総回数から最大酸素摂取量を推定する場合は、参考「20mシャトルラン(往復持久走)最大酸素摂取量推定表」を参照すること。
4. 実施上の注意
- ランニングスピードのコントロールに十分に注意し、電子音の鳴るときには、必ずどちらかの線上にいるようにする。CDによって設定された速度で走り続けるようにし、走り続けることができなくなった場合は、自発的に退くことを指導しておく。
- テスト実施前のウォーミングアップでは、足首、アキレス腱、膝などの柔軟運動(ストレッチングなどを含む)を十分に行う。
- テスト終了後は、ゆっくりとした運動等によるクーリングダウンをする。
- 被測定者に対し、最初のランニングスピードがどの程度が知らせる。
- CDプレーヤー使用時は、音がとんでしまうおそれがあるので、走行場所から離して置く。
- 被測定者の健康状態に十分に注意し、疾病及び傷害の有無を確かめ、医師の治療を受けている者や、実施が困難と認められる者については、このテストを実施しない。