エウガネイの街の人々の日々の食卓で飲まれている地元ワインをBoxに。ビアンコはモスカートのフルーティーな溢れる香りが素晴らしく、柔らかく豊潤な果実味。ロッソはスパイシーでジューシーなミックスベリーな明快な美味しさ。Boxとはいえ手を抜かず、しっかりと自然酵母発酵して旨味を活かした高品質なナチュラルバッグ・イン・ボックスです。
Information
ワイナリー アッラ・コスティエッラ
生産地 イタリア/トスカーナ
ブドウ品種 モスカート34%、タイビアンコ33%、ガルガーネガ33%
色/飲み口 白/辛口
アルコール度数 12.0%
アッラ・コスティエッラ Alla Costieraアッラ・コスティエッラは先代の父ジェラルドから現当主のフィリッポに引き継がれた僅か7ヘクタールの小さなワイナリーです。彼らのワイナリー名「Alla Costiera=海岸沿い」の由来は、葡萄畑が海岸で太陽を浴びるように位置している為にそう呼ぶ事になりました。
コッリ・エウガネイの火山を望む場所にあるアッラコスティエッラの畑は、大昔は海中に沈んでいた土壌であり、沖積層からなる溶岩質で石灰を多く含む土壌です。町にはこの溶岩の岩で造られた建物も存在します。恵まれた日照量による葡萄の熟成、豊富なミネラルと旨味、程良い酸が葡萄に含まれる唯一無二の優れた土地であり、土着品種中心の栽培を行い、土地の潜在力を引き出す事を彼らは心がけています。畑での作業は全て手作業。化学物質の肥料や農薬を排除し自然のサイクルを大切にしています。ワイナリーを引き継いでから知識と経験を積んだフィリッポは、2005年から大学で学んだビオディナミ農法を自身の畑に取り入れる決断をします。葡萄の樹に最大限の負担をかけずに栽培し健康で完熟した葡萄作りを目指しています。ビオディナミ農法は環境保護とオリジナルの個性を持ったワイン造りに繋がる最良の方法だと考えています。
エウガネイの街、代々受け継いだ畑、そして自らが醸すワインに対して溢れる愛情を持ったフィリッポ達のワインには自然な旨味、素朴さ、土地や葡萄の個性がたっぷりと詰まっています。